snow white〜第５章〜(inoo kei)

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クラクラ大興奮の王子ですが
センパイ二人からのレクチャーも
しっかり覚えています

ゆっくりゆっくり頭を下げて
ずらした指の隙間から
チョン、と舌をのばしたその瞬間




「んあっ…！」




びくん、と跳ねた姫の顔を見ると
頬は赤く色付いて
なんとも色っぽい表情

それをもっと見たくて
王子はさらに舌を動かしました




「ひかる、そこ、ジンジンするぅ…」


「ん…気持ちいいんだね…」




ふたつの蕾を交互になめては吸い上げて
悶える姫を堪能してから
王子は顔を上げました

ハァハァと乱れた息をこぼす唇に
ひとつふたつと口付けを贈り
徐々にその場所をずらしていきます




「いのちゃん…かわいいよ…」




頬をなめて耳たぶを優しく噛んで
首筋に舌を這わせて…

そしてもう一度胸の先端をなめた舌は
そこから下へ




「ひ、っか…る…」




括れた腰と小さなおへそをくすぐりながら
太ももを撫で、閉じられた膝を
そっと押し広げた王子の手

その手に逆らわず開かれたそこには
蜜を湛えた可憐な花が咲いていました





「ぁ……ヤ…」




恥ずかしくてそこを隠そうとした姫の手を
王子が優しく押さえます





「全部見せて…
隠さないで、って言ったよ…」


「ぁ…だって…」




腰をよじる姫を怖がらせたくなくて
内腿を優しく撫でながらも
王子の目はその部分に釘付けです



ここ…こんななんだ…

絵で見るのとぜんぜん違う…



指南書には挿し絵もありましたが
絵で見るそれはなんとなくグロテスクで
王子的にあまりそそるものでは
ありませんでした

ですがいま目の前にある濡れた泉は
どうにも美味しそうです





「いのちゃんの蜜…飲ませて…」





恥ずかしいからやめて、とか
そんなことを言う暇もありません

スッと頭を下げた王子は
ためらいなく姫の花びらをすすりました






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