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何度も甘く囁きながら
王子は無意識に姫の背中を撫で回します
抱き締めてる相手がいとおしくて
その存在を確かめずにはいられないのです
「好きだよ…大好き…」
そして
撫で回されることに慣れた姫の身体に
ほんのり熱が灯り始めます
唇から吐息が漏れ始め
やがて…
「ぁ…ん、ふ…」
溢れ落ちるように聞こえた声に
王子の中にも熱が灯ります
チラリ開いた唇の隙間から
忍び込むように吐息が混ざりあいました
「ぁ、う…？」
熱い舌になめられて
姫は初めての感覚に戸惑います
これ、なぁに？
なんでひかる、口の中なめてるの？
「ひか…る…？」
「ん…もっと口、あけて…」
「ぁ…うん、ふ…」
言われるがまま
姫が素直なのは、侍女が言った
“王子のすることを受け入れろ”を
忘れていなかったからでした
お薬飲むのかと思ってたけど違うんだ…
でもこれ、気持ちいいな…
とろけはじめた姫の胸元を
王子の手のひらがそっと撫でます
柔らかな膨らみを形に沿って撫でてから
やわやわ揉みほぐすように触れる指
それも気持ちよくて
姫はもうされるがままです
「いのちゃん…もっとさわりたい…
これ、脱がせていい…？」
「ん…俺もさわってほし…」
答えを聞いて
肩にかかっていた薄布をはずすと
その下には襟の高い花嫁衣装
姫の純潔を示すように真っ白なドレスには
真珠で作られたボタンが
まっすぐ一列に並んでいます
「いのちゃ…ん…」
「ひか…るぅ…」
ぴちゃぴちゃと舌を絡ませながら
王子の指が器用にボタンを外していきます
……が、いつまでたってもそれは終わりません
“……なんかやたら時間かかってんね。
やっぱ光くんには
キスしながら脱がすのは難易度高い？”
“いやあれは俺たちでも手間取る。
なんてったってボタン、最高数ついてる。”
“へっ？それって108ってこと？”
“今どきそんなつけるやついないって
止めたんだけど…”
“当たり前じゃん！
108個もボタン外すなんて
手間かかりすぎ！”
“俺もそう言ったよ。
でも光くんが譲らなくて…”
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ぐるぐる(プロフ) - ひめ様お目覚め〜！初夜にしてテクニックを爆発させる光王子…(o´艸`)キャー！！ステキ！！甘々な新婚生活になるんでしょうか？続きが楽しみです！ (2019年11月1日 7時) (
レス) id: b11125461f (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - shootingstarhapさん» いつもありがとうございます。これからの展開はどーなるかわかりませんが、飽きちゃったぁ…とか言われないように頑張ります！第６章もよろしくです♪ (2019年10月18日 20時) (レス) id: b35b5df26e (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - tomo0614qpさん» 無事移行できました！ちねねと姫の抱擁シーンも第６章に移植して、続き書いてますんで読みに来てください。親知らず抜くの辛いですよね…お熱とか出ませんでしたか？お大事に！ (2019年10月18日 20時) (レス) id: b35b5df26e (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やっと知念さんに会えましたね！嬉しいです！(^-^)これからどんな展開になるのか本当いつも楽しみです！(^^)v (2019年10月16日 20時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
tomo0614qp(プロフ) - 知念ちゃん、出てきたー(о´∀`о)親知らずを抜いてぐったりな私ですが、知念ちゃん&いのちゃんの包容にほっこり( *´艸｀)移行、楽しみにしてまーす♪ (2019年10月16日 17時) (レス) id: d2dcac1833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/
作成日時：2019年10月8日 18時
