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自己紹介も済んで
その頃にはすっかり夜です

ついさっきまで眠っていた姫ですが
それでも夜になれば眠くなります




「ふ…あふ…」




可愛くあくびをした姿に
王子たちも夜が来たことに気付きました

そしてここは白雪姫の寝室
殿方が夜に居ていい場所ではありません




「じゃ、じゃあそろそろ
俺たちは帰ろうかなぁ…とか…」


「だよな。うん。」


「姫も今夜はゆっくり休んで。
これからのことは明日話そうね。」




三人揃って部屋を出ようとしますが
それを姫が引き留めました





「俺、ひとりで寝るの?」


「「「えっ?」」」


「そんなのさみしいよ…
みんな一緒に寝よ。」


「「「はいっ!?」」」





男三人と一緒に寝たいだとぉおお!?

と、パニックになりかけて
でも姫からは
ピュアピュアオーラが溢れてます

それを見れば
不埒なお誘いでないことほ明白でした





「……高木。
いのちゃんの部屋付き予定だった侍女
何人か読んできて。」


「え?」


「たぶんいのちゃん
これまでご両親と一緒に寝てたんだよ。
寂しくないようにしてあげたい。」


「あ、そうか…
わかった。手配しよう。」





正式な御披露目も済んでいないのに
王子がこの部屋で一晩過ごせば
姫には“ふしだらな”レッテルが
貼られてしまいます

ですから複数の侍女を置き
二人がキヨラカな夜を過ごしたことを
証明してもらおうと言うわけです





「いのちゃん。
準備ができたら一緒に寝ようね。」


「うんっ。」




天使のごとくキヨラカに
無邪気に答えた姫を見て


王子はつくづく

“いのちゃんてばかわいいなぁ♡”

と、思ったのでした




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ぐるぐる(プロフ) - ひめ様お目覚め〜!初夜にしてテクニックを爆発させる光王子…(o´艸`)キャー!!ステキ!!甘々な新婚生活になるんでしょうか?続きが楽しみです! (2019年11月1日 7時) (レス) id: b11125461f (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - shootingstarhapさん» いつもありがとうございます。これからの展開はどーなるかわかりませんが、飽きちゃったぁ…とか言われないように頑張ります!第6章もよろしくです♪ (2019年10月18日 20時) (レス) id: b35b5df26e (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - tomo0614qpさん» 無事移行できました!ちねねと姫の抱擁シーンも第6章に移植して、続き書いてますんで読みに来てください。親知らず抜くの辛いですよね…お熱とか出ませんでしたか?お大事に! (2019年10月18日 20時) (レス) id: b35b5df26e (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やっと知念さんに会えましたね!嬉しいです!(^-^)これからどんな展開になるのか本当いつも楽しみです!(^^)v (2019年10月16日 20時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
tomo0614qp(プロフ) - 知念ちゃん、出てきたー(о´∀`о)親知らずを抜いてぐったりな私ですが、知念ちゃん&いのちゃんの包容にほっこり( *´艸`)移行、楽しみにしてまーす♪ (2019年10月16日 17時) (レス) id: d2dcac1833 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/isut/ano/  
作成日時:2019年10月8日 18時

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