JUMP徒然短編集〜BL version〜

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「やぶッ…ちょ、止めこれッ…」



　妙な感覚にゾワッとして起き上がりかけた俺の肩を、藪が強く押さえてベッドに押し付ける。



「ははん。やっぱ感じるんだろ。」

「ばっ…かヤロ…ふざけたこと言うなッ…！」



　くっ付けられたそれを取ろうとしたら、藪に手首を掴まれて阻止された。

　そのまんま後ろに手を回されて、なんか紐みたいので縛られる。



「おいっ！？ふざけるのもいい加減に…！」

「ふざけてねぇ。大真面目だ。」



　ピリピリの刺激を受け続けてるその周りを、ねっとりなめ回されて感じてしまう。

　こんなヘンタイくさいこと、ヤダっての！



「あー、思った通りだ。テメ、痛いのキライじゃねーな？」

「っ！？」



　ベルトが外され、下着ごとずり落とされた。
　無理やり広げられた足の間で存在を主張する“俺”に、藪がむしゃぶりつく。



「やっ、ヤダ…ん、っ、ァあッ…！」



　じゅぶじゅぶとイヤらしい音を立てられて、自然と浮いた腰にかかる右手。

　下から支えるように持ち上げられて、左手が奥を暴く。



「ひゃ…っ、ひぅ！や、やぶヤダぁ…！」



　押し込まれた指の容赦ない動き。

　いつの間にやら垂らされてたローションの滑りが、指とセットになって快感を送りこむ。



「にっがい汁だらだらこぼしてる癖に文句言ってんじゃねーよ。」


　んべ、って感じで舌にたまった白濁を見せつけ、それを飲み込んだ藪が唇を合わせて来る。
　歯を食い縛って耐えたけど、後ろからの快楽がすごくて息苦しくて、どうしても口が開いちゃって…



「はぅ…ん、ァあ……あぐ…」



　受け入れざるを得なかった舌は苦くて、口の中に唾液が溢れた。
　それが喉を伝うまで俺の口をなめ回し、やっと満足した藪がニヤリと笑う。



「えっろ…いつもより感じてんなぁ、おい。」



　からかいをまぶした声にも感じてしまう。
　電流かけられてる乳首も、藪がほじってる後ろも、信じられないぐらい気持ちいい。



「準備万端…ってな。」


　ぐちょん…と俺のアナから指を引き抜いて、ローションでヌルヌルの指で今度は自分のソレを掴んで俺に見せつける。



「こっちもけっこう育ってるけどよ…テメェはもっと、固いのが好きだよな…？」



　遠回しにされてる“フェラ要求”に、素直に口を開けた。
　だってもぉ、欲しくて…




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