肝試し。 ページ17
それからあっという間に忙しい1日が経ち、肝試し大会が開かれることとなった。
「私らも出来るの？」
「ええ、色々と頑張ってくれたからね。ご褒美よ」
「わあい！！」
ぴょこぴょこ跳ねて喜ぶ三穂を横目に、私は昨日のことを思い出していた。
こう…今日はめちゃくちゃ忙しかったから気が紛れたけど、何もしてないとそればかりが頭に思い浮かぶ。そういえば今日の轟くんはキレがなかったような気が…。
「A〜？あんた今日なんか変だよ」
怪訝そうな顔の三穂にがしりと腕を掴まれ、私は慌てて顔を上げる。
「…えっ？い、いや、いつも変でしょ」
「そりゃあそうだけどさ〜」
「そこは否定して欲しかったんだぜ…」
大袈裟に泣き真似をして三穂を見ると、いつものように屈託もなく笑って「ばあか」と呟いていた。
三穂はやっぱりいい子だ。
「さーあ、そろそろわたしらの番なんじゃない？」
「私あれ持ってきたよ、盛りきのこ」
「魔除けとかそんな効果ねえからキノコ」
気まずいって感じたことなかったからちょっと戸惑ったけど、まあ喧嘩とかじゃないし、轟くんとは後でゆっくり話そうかな。
そんなことを考えて、三穂と意気揚々と森の中に足を踏み入れた私は、これからどんなことが起こるかなんて
考える余地もなかったのである。
「…肝試しって、意外と不気味なんだね」
「Aが不気味なんじゃない？」
「削ぐぞ」
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玲音 - 可愛いかよっ…ｳﾞｯ(心肺停止) (2018年7月9日 2時) (
レス) id: 89de5cc263 (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 紫苑さん» そうですよね、やっぱりお風呂って言えばluckyスケベですよね。縁はないんですけどね。好きです。 (2018年7月8日 14時) (レス) id: 516ccbe87e (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - セコム轟っょぃ。洸太くんこっち落ちてきたってことは…お察しですよね(ﾆﾔﾆﾔ (2018年7月8日 3時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - 山田中さん» はい。更新楽しみに待ってます。 (2018年5月12日 8時) (レス) id: 20aecf2dbb (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 鈴木美妃さん» ありがとうございます！とても励みになります…嬉しいです。最近忙しくてなかなか更新できなかったのですが頑張りますね！ (2018年5月12日 8時) (レス) id: 24db06f8bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田中 | 作成日時：2018年5月3日 23時
