5話 ページ6
昨日はそのまま三穂さんの家にお泊まりしました。
今は絶賛登校中。
「そういや昨日言い忘れてたけど、放課後はこっちに迎えに来てくれるらしい」
「マジでか〜校門に佇む轟くんとか絵じゃん」
「そこは絵になるって言えよ」
___あっという間に放課後(ご都合主義)
「じゃー私はお先に失礼するわ」
「おー轟くん拝んで帰んな」
「仮にも彼ぴっぴなのに拝むのはどうかと思う」
「はいはい」
ぐっばーいと雑に手をひらひらして私を追い払うようにする三穂。
…辛辣ぅ、いつもの事やけどな。
だらだらしながら学校を出てすぐ、私の目に付いたのは校門の周りに群がる女子の群れだった。
「……いるなー、これなー」
いたら多分「すごいイケメンがいるー」「えっ雄英の轟くんじゃない？！」「キャ〜声かけちゃお〜！」状態になってるんだろうなとは思ったけど、
これは予想外だよ…。
……最近のおなごは肉食系やな〜。
「轟くんには悪いけど、先においとまさせてもらおう…」
だって後から女子に色々言われたらめんどくさいし、
いじめられるのも怠いし。
そして私は完璧スルーの方向で、何事もなかったかのように学校を後に
する…はずだった。
「A！」
聴き心地の良い、husky voice(イケボ)
「___え」
なんで？
彼のオッドアイが、私を捉えている。
周りの女の子の目も、私を捉えている。
なんで？
「…と、とどろきくん…」
我ながらアホみたいな声色だった。
彼は、女の子ウケの良さそうな顔で柔らかく微笑む。
「なんで驚いてんだよ、言っただろ。迎えに来るって」
轟くんが、固まってしまった女子ーズの間をぬって私の元へ駆け寄ってくる。
「…い、言ったけど、よく、分かったね。私だって」
思わず後ずさる。
…だって、こんなに周りに可愛い子がいたのに。
と、きょどる私をよそに、
轟くんがきょとんとした表情で口を開く。
「？好きなんだから当たり前だろ」
「ひょえっ」
……お母さん。
天然って、恐ろしいものですね。
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玲音 - 可愛いかよっ…ｳﾞｯ(心肺停止) (2018年7月9日 2時) (
レス) id: 89de5cc263 (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 紫苑さん» そうですよね、やっぱりお風呂って言えばluckyスケベですよね。縁はないんですけどね。好きです。 (2018年7月8日 14時) (レス) id: 516ccbe87e (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - セコム轟っょぃ。洸太くんこっち落ちてきたってことは…お察しですよね(ﾆﾔﾆﾔ (2018年7月8日 3時) (レス) id: 3603310884 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木美妃(プロフ) - 山田中さん» はい。更新楽しみに待ってます。 (2018年5月12日 8時) (レス) id: 20aecf2dbb (このIDを非表示/違反報告)
山田中 - 鈴木美妃さん» ありがとうございます！とても励みになります…嬉しいです。最近忙しくてなかなか更新できなかったのですが頑張りますね！ (2018年5月12日 8時) (レス) id: 24db06f8bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田中 | 作成日時：2018年5月3日 23時
