26． ページ26
26．
.
そうは言っても次の日は学校なわけで。
どんな顔して会うんだよ…。
始めなんて話す…、？
教室のドアの前で考えてると、後ろから声をかけられた。
『おはよーぉう！』
「！」(ビクッ)
美香｢いや驚きすぎじゃね？(笑)」
佳代「ほとんど飛び跳ねてたよ(笑)」
美香と佳代だった。
「あ、あはは、(笑)飛び跳ねてないよっ、(笑)おはよう、」
急な登場と昨日のことが無かったような振る舞いで、思わずぎこちなく答えてしまう。
美香「……入んないの？」
「あ、や…はい、るっ」
何も思ってないのだろうか、…
もう忘れちゃってたり、、？
いやいや、そんな都合のいいこと、、っ
「はあぁ……っ」
ついつい大きなため息をついてしまう。
『ため息着いたら幸せが逃げてくよ〜？』
佳代がそんなこと言ってたっけ。
幸せが逃げていくのを感じたからため息をつくんではなかろうか…。
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
教室のドアが開いて担任の先生が入ってきた。
何事にも真剣でいつも熱心なこの先生は担任2回目。
暑苦しすぎてうざいって言う生徒が多数だけど、私は嫌う以前に尊敬の域。
こんなに熱いといじめられてることとか秒で忘れられそう。←
1つ嫌なところをあげるとしたら先生の話は長いし精神論ばかりで退屈、なこと。
でも、いつもの通り聞き流しているホームルームでの話の中で浮き出て聞こえたものがあった。
先生「...まあ、来週から夏休みだから、体調管理にも気を配ってだな……」
えっ！？
な、夏休み！？
もうそんな時期！？
今ならサン〇ャイン池崎よりも大きな声で叫べることが出来るだろう。
いぇぇぇーーー…←
あれ、もう時代遅れ？？
いやいやいやいや、関係ないから。
いぇぇええぇぇいっっ！((
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ろっくん | 作成日時：2017年10月21日 21時
