仕掛けられた罠が5個 ページ6
貴方目線
…蘭が居ない
『母様から出るなって言われたけど…』
蘭が帰ってこないのも可笑しい…
『もしかして…何かされたのかな』
いくら元門番の蘭でも人間だから
『でも、蘭はβだよね?』
蘭はβだ…
『そんなはずないよね?』
私はそっとドアから廊下を覗いた
キィ…
『(!ら、蘭!)』
蘭が男性2人に眠らされてる
『煙…?』
全てを察した…"私を捕まえる為だ"
し「さて、眠ってもらったところだし探すか」
せ「せやねうらたん達もやってくれた事でしょうしね?」
母様が危ない…私はドアに鍵をかけ裏口から出ていった
『…母様無事でいて!』
私は母様がいる食堂へと向かった
『はぁ…はぁ、か、母様!』
目の前で眠っている母の姿があった
『遅かった…』
何も出来ない自分の無力さに私は後悔した…
う「へぇ〜、"お姫様"から出て来てもらうなんてなぁ?」
私は声のした方を見た
さ「随分、お転婆で大胆なお姫様やなぁ?そっちから迎えに来るなんてなぁ…」
『?!紅夜さんの…』
さ「それ以上言ったらダメやで?」
蔑むような目で言われた…
し「はぁ〜大胆にやったなぁ浦田さん達」
せ「メイドも寝かせときましたよ」
蘭まで…この人達に眠らされた
う「へぇ〜、お前…結構綺麗だな」
嬉しくない…家族にこんな事されて…初対面の人に綺麗だなんて
『嬉しくない…私はそんな軽い女じゃない貴方達が思っているような女じゃない』
私は断言した…自分は軽い女じゃない事を
し「へぇ〜随分と生意気なんやね?」
生意気なのはそっちでしょ?
『は?ふざけるのもいい加減にして欲しいんだけど?』
私の短所は短気ですぐに怒ってしまうことだ…
う「気が強いお姫様だな」
浦田様が私を捕まえようとしたその瞬間私は蘭から教えて貰った体術の1種を使った
スタッ
さ「速っ!」
う「捕まえろ!」
『っ、!』
し「待てっ!」
せ「逃がしはせぇへんよ!」
私は全力で屋敷を走り始めた…
『(屋敷は広いから見つからない所に行けばひとまずは大丈夫…!)』
鍵は私がよく使う部屋の鍵ならある…
『神様はどちらに味方をするの……………?』
彼らとの鬼ごっこが始まった…
短編集はお休みします…ネタ切れが激しく余り思いつかなくなりました((
お気に入りが沢山…!ありがとうございます!これからも頑張ります。
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千影(プロフ) - 歌い手厨兼ボカロ廃さん» ありがとうございます!貼れてるか心配だったものなので……… (2020年8月25日 6時) (レス) id: b5b145c064 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手厨兼ボカロ廃(プロフ) - 貼れてますよ!見てきますね← (2020年8月25日 5時) (レス) id: 93805e8747 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ナナ。さん» ありがとうございます!返信遅くなってすみません! (2020年7月5日 13時) (レス) id: b5b145c064 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ。(プロフ) - はじめまして!「ねぇ、誰を選ぶの?」から見させてもらってます!オメガバースパロ大好きなので楽しみです(変態)更新頑張ってください!! (2020年6月30日 20時) (レス) id: 9211782864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千影 | 作成日時:2020年6月29日 21時