仕掛けられた罠が10個 ページ11
貴方目線
し「よっしゃぁあぁぁ！」
『わ〜おめでとうございます。志麻さん』
う「おい、心がこもってねぇぞ？」
だって棒読みですもん心がこもって無いのも当たり前じゃないですか
『そんなの知りません』
う「お前なぁ……」
浦田さんが呆れたように私の顔を見てため息をついた
さ「えぇ、まーしぃ強〜」
じゃんけんをして志麻さんが一人勝ちした
せ「ええなぁ……」
心の声がダダ漏れ何ですけど…
う「親父に見つかる前に案内しろよ」
し「わかっとるで、行こうや」
私は志麻さんの手を取って屋敷を歩き出した
.
『志麻さん屋敷………広くないですか？』
し「そう？普通やけど」
確かここって別館だよね？だとしたら広すぎない？
『本館絶対広いですよ………』
し「ここよりかはちょっとな？」
ちょっと所じゃ無いですって絶対…
『迷いそう……』
し「何？七珠方向音痴なん？」
ｸｽｯと笑い"可愛ええ"と言う志麻さん…
『そ、そういうの、ず、ずるいと思います…』
し「ん？何が？」
確信犯？それとも無自覚？出来る範囲で見極めてみよう…
『半々か…………』
し「え？」
『いえ、なんでも』
そう、と言う志麻さんが言う
『(危ない…バレる所だった)』
し「ここが風呂やで」
『お金持ち………』←
し「七珠もやろ」
志麻さんに突っ込みをされながら内装を見た
『広っ…』
何でこんなにも広いんですか？可笑しくないですか？ここ浦田さん達だけが使ってるんですよね？
し「どしたん？そんなに固まって」
『幾らなんでも広すぎじゃないかなぁと…』
し「もしかして……他の女を連れ込んどるって考えとる？」
図星だ…
『そうですね、浦田さん達ならやりかねなさそうですしね。』
し「ふーん」
志麻さんが徐々に私に近寄り始めた………
『どうしま、したか？』
し「なんで避けるん？」
『身の危険を感じたからです』
あ、まずいこのままじゃ、やばい……
し「身の危険、ねぇ？」
『…そんなの今更みたいな顔してますね』
し「中々感の鋭いお嬢様やね……」
『わっ………』
志麻さんが逃がすまいと壁に両手をついた
し「逃げるなんて今更過ぎるで？」
.
し「可愛いお嬢さん…?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千影(プロフ) - 歌い手厨兼ボカロ廃さん» ありがとうございます！貼れてるか心配だったものなので……… (2020年8月25日 6時) (
レス) id: b5b145c064 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手厨兼ボカロ廃(プロフ) - 貼れてますよ！見てきますね← (2020年8月25日 5時) (レス) id: 93805e8747 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ナナ。さん» ありがとうございます！返信遅くなってすみません！ (2020年7月5日 13時) (レス) id: b5b145c064 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ。(プロフ) - はじめまして！「ねぇ、誰を選ぶの？」から見させてもらってます！オメガバースパロ大好きなので楽しみです(変態)更新頑張ってください！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 9211782864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：千影 | 作成日時：2020年6月29日 21時
