検索窓
今日:19 hit、昨日:10 hit、合計:52,419 hit

業火の向日葵  24 ページ10

コナン「向日葵が引っ掛かっちゃったんだ!!」

快斗「こいつを抜くには、
壁を壊すっきゃねぇ!」

「お願い!蘭ねぇ!!」

蘭「そんなの無理よ!」

すると、音を立てて天井が壊れ始める。

快斗「お前ならできる!」

蘭「うん、やってみる。
下がって新一。コナン君と玲奈ちゃんも」

「…お願い…頑張って!蘭ねぇ…」

蘭「……はぁ…」

コナン「頼むっ!」

蘭「せーいや!!!」

蘭ねぇが平手で壁を殴ると、
音を立てて崩れはじめ

蘭「はぁぁ!!」

ポールを蹴ると、
すぐ外れてプログラムが作動した。

快斗「よしっ!」

蘭「やったぁ!」

快斗に抱き付いた蘭。

隣のコナンを見るけど、何も気にしてない様子。

「あ、天井が!!」

音を立てて崩れて瓦礫が上から落ちてくる。

蘭「どうしよう、通路が!」

コナン「…安心しろ」

ぎゅっとコナンの手が優しくだけど
強く私の手を握った。

快斗「…じぃちゃん、聞こえるか…」

「寺井さん…?」

快斗「坊主!!ぜってぇに、
玲奈を離すんじゃねぇぞ」

コナン「あぁ…!」

急に強く抱きしめられたかと思えば、
何かが迫ってくる音がうっすらと聞こえ始める。

新一「捕まってろよ、蘭!!」

蘭「えっ…」

「新一っ」

ぎゅって服を握ると、
優しく叩きながら微笑んだ。

それと同時に上から水が溢れ出る。

水を思いっきり飲みこんでしまい、
息ができず意識がふわりとなくなっていった。

業火の向日葵  25→←業火の向日葵  23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。