業火の向日葵 24 ページ10
コナン「向日葵が引っ掛かっちゃったんだ!!」
快斗「こいつを抜くには、
壁を壊すっきゃねぇ!」
「お願い!蘭ねぇ!!」
蘭「そんなの無理よ!」
すると、音を立てて天井が壊れ始める。
快斗「お前ならできる!」
蘭「うん、やってみる。
下がって新一。コナン君と玲奈ちゃんも」
「…お願い…頑張って!蘭ねぇ…」
蘭「……はぁ…」
コナン「頼むっ!」
蘭「せーいや!!!」
蘭ねぇが平手で壁を殴ると、
音を立てて崩れはじめ
蘭「はぁぁ!!」
ポールを蹴ると、
すぐ外れてプログラムが作動した。
快斗「よしっ!」
蘭「やったぁ!」
快斗に抱き付いた蘭。
隣のコナンを見るけど、何も気にしてない様子。
「あ、天井が!!」
音を立てて崩れて瓦礫が上から落ちてくる。
蘭「どうしよう、通路が!」
コナン「…安心しろ」
ぎゅっとコナンの手が優しくだけど
強く私の手を握った。
快斗「…じぃちゃん、聞こえるか…」
「寺井さん…?」
快斗「坊主!!ぜってぇに、
玲奈を離すんじゃねぇぞ」
コナン「あぁ…!」
急に強く抱きしめられたかと思えば、
何かが迫ってくる音がうっすらと聞こえ始める。
新一「捕まってろよ、蘭!!」
蘭「えっ…」
「新一っ」
ぎゅって服を握ると、
優しく叩きながら微笑んだ。
それと同時に上から水が溢れ出る。
水を思いっきり飲みこんでしまい、
息ができず意識がふわりとなくなっていった。
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時