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業火の向日葵  23 ページ9

「快斗…これからどうする?」

快斗「俺はこれから向日葵のプログラムが正常に動いてるか見てくるからお前は早く逃げろ」

そう言い走って行こうとする快斗の服を
引っ張る。

「私も行く!」

快斗「ばっ」

「行くの!」

じーっと見つめながら言うと、
「はぁ…」とため息をついた。

快斗「ったくしょうがねぇ。
だけど少しでも辛くなったら言えよ」

「うん!」

快斗と一緒に向日葵を見回ってると、5枚目の向日葵がポールに引っかかっていて、
動いていない。

「うわ、こんな時にまじか、快斗っ!」

快斗「わーってるよ!」

快斗がポールを蹴ると、
すぐはずれて向日葵の絵が奥に沈んでいく

快斗「早くいくぞ!」

「うん!って…きゃっ…」

快斗に抱えられ、4枚目、
3枚目と順に見ていき2枚目になったとき。

快斗「ここもなの!?」

2枚目もポールが引っ掛かって、
作動していない。

快斗がガンガン蹴るけど、
全然はずれないみたい。

「くそっ」

一緒に蹴ったりするけど、
外れそうな雰囲気がしない。

快斗(このままじゃ、
向日葵どころかおれと莉菜まで…!
…こいつだけは…こいつだけは!!「キッド!!」

炎を上手く避けながら走ってきたのは

「新一!?」

コナン「莉菜!おめーまで!」

快斗「おまっ、戻ってきたのかよ!」

コナン「んな事よりもう一枚は!
5枚目の向日葵は大丈夫なのか!!」

快斗「そっちのストッパーはすぐに外れたんだが、こっちは変なとこに引っかかっちまって…!」

「早く外さないと、絵の具が解けちゃう!」

コナン「…どけキッド、霊夢」

「え、うん」

素直に従うと、
コナンを見た快斗はすぐに焦り始める。

あー…
快斗いっつもこの蹴りの餌食だもんね…。

快斗「向日葵だぞ!!人類の宝だぞ!!」

コナン「はぁぁ!!!!」

快斗の言葉を無視して、すぐ傍にある瓦礫を蹴り上手く向日葵の壁に当てたコナン。

コナン「どうだ!?」

快斗「お前俺を狙っただろ!」

コナン「んな事言ってる場合かよ!」

「…だめみたい…」

壁が崩れて、あと少しぐらいなのに…

『コナン君!!!』

3人で肩を震わせ、
後ろを向くと立っているのは

蘭「あ、新一!!それにみなみちゃんまで!
やっぱり来てたのね!!」

「げっ」

思いついたような顔をし快斗とコナンの顔を見ると、2人も思ってたみたいでニヤっと笑う。

蘭「早く逃げないと危ないわよ!!」

コナン/快斗/貴方「「「蘭ねぇちゃん/蘭!」」」

コナン/快斗/貴方「「「力を貸して/
くれ!!」」」

蘭「え、どういうこと?」

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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

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