業火の向日葵 20 ページ6
蘭「すみません。毛利蘭ですが…」
『では、チケットを見せてください』
蘭が園子から貰ったチケットを、
受け付けのお姉さんに渡す。
蘭「6人分です」
『はい、確認しました。
こちらからお入りください』
光彦「やった!一番乗りですよ〜!!」
歩美「蘭おねぇさん早く早く〜!」
『代表者の方が
チケットを改札機の中に入れてください』
蘭が改札機にチケットを入れ、
改札が開いてついに中に。
歩美「楽しみだね、みなみちゃん!」
「うんっ!!」
「きれ〜…!」
中で会見を終えた園子と合流して、
色々と回ってるとき。
道の端に向日葵がいっぱい咲いていた。
光彦「でもこれ、偽物みたいですね」
コナン「本物だったら枯れちまうからな」
元太「偽物でもいいけどよ、
もっといい匂いにしてほしかったよな」
くんくんと向日葵を嗅いでみると、
確かに変な匂いがする。
園子「おかしいわね。なつみさんの発案だけど匂いまでつけるとは言ってなかったけど…?
そんな事より!わが鈴木財閥が所有する2枚目の向日葵を見に行きましょ!」
光彦「いいですね!」
元太「いこーぜ!」
パタパタと園子の後を追って走ってた3人。
蘭「私達もいこっか」
哀「そうね」
チラっと隣の向日葵をもう一回見ると、
キラっと少し光ったなにか。
コナン「監視カメラだよ、それ。
しかも、そこら中にある」
顔を出して言うコナン。
「ぇ…あ…そう…/」
哀「麗奈?なにしてるの、行くわよ」
「うんっ!」
ふるふると首を横に振って、哀のとこに向かう。今は…私よりも快斗のこと心配しなくちゃ。
向日葵を見に行くと、
園子が興奮したように蘭を呼んだ。
園子「新一君が居た!」
「えっ!?」
コナン「あ、麗奈!!」
すぐさま走ってその場所へ向かう。
「っは…かいとっ!」
キョロキョロと周りを見回し、新一の見た目をした快斗を探すけど全然見つからない。
「…きゃっ…!」
『わ、ごめんね!』
しかも人にぶつかってこける始末。
『はぁ…大丈夫かよ、小さなプリンセス』
そう言い差し出された手。
「…かいとっ…」
快斗「しー!…工藤新一、な?」
快斗の手を握ると、
ぐいっと引っ張って立たせてくれる。
「…やっと見つけたっ!」
と言い抱きつくと
快斗「うをっ!」
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時