沈黙の15分 31 ページ46
「ねぇ、コナン。冬馬くんが事故の日見た、
ダイヤモンドダストって…」
コナン「あぁ。多分な」
「じゃあ…」
ゆっくりと口を開いたとき。
_パァン
コナン「聞こえたか!?」
「銃声だよね」
コナン「やばいぞ。いそがねぇと」
いきなり足でスピードを上げるボタンを
押すと、コナンが驚いたような声を上げた。
いつもの仕返しだよーってね笑
「あそこ!」
私がそう叫ぶと、コナンがスケボーを回転させると積もっていた雪が舞う。
「きゃっ」
急に抱きしめられる力が強くなり、
コナンの胸に収められた。
その後
後ろから聞こえる銃声。
目を瞑ってコナンの服を握る。
コナン「安心しろ。おめーは俺が守るから」
「うん…」
不謹慎だけど…ドキドキって胸が高鳴る。
森から出ると、
4人は小さい穴に入り込んでいた。
「皆!!!!」
コナン「霊夢!あいつらは任せた!」
「任せて!」
急いで穴に入る。
「みんな!」
元太「お、麗奈!おまえも入るか…
「入らない!」
「こんなとこ入って、死にたいの!?」
元太「だって、大人は入れねぇだろ…」
「冬馬くんが入れてる!
入れないことはないの!それに、入口から銃で撃たれたらどうするの!!」
入口を指さしそういうと、
「ひぃぃ」と歩美ちゃんが小さく言った。
歩美「麗奈ちゃん」
「危ないから少しでもふざけたらだめだよ」
コナン「お前ら!!!どうしてこんなところに…「それ、今言ったとこだよ」
そういうと、
拗ねた表情で私を見るコナン。
だって、本当のことだもん。
コナン「こうなったら、
奥に入るしかねぇ…!」
「いくよ!」
不安そうな歩美ちゃんの手を握ってあげると、嬉しそうに微笑む。
今は私が不安になってる場合じゃない…。
この子達を守らないと…
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時