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業火の向日葵 19 ページ5

コナン「ってことで、
皆で向日葵をみたいなーって」

「だめ…かな?」

ぞろぞろと子供6人で向かった、
最後の裏ワザは勿論…

次郎吉「うーむ…よかろう!」

次郎吉さんのとこ。

歩美/光彦/元太「やったー!!」

コナン「ほんとにいいの!?」

次郎吉「ただし、
お主にはこれまで以上に協力してもらうぞ。
そこの彼女にもな」

そう言い哀の隣でケーキをパクパク食べてた私を、チラりと見た。

「ははっ…苦笑」

…でも…今回は私もちゃんと動かなきゃな…。

「会って…話したいし…」

コナン/哀「……」

チャーリー「鈴木相談役。
そろそろ会議を再開させないと」

次郎吉「うむ、そうだな」

園子「じゃあ皆!送ってあげるから帰ろ」

「「「はぁーい!!」」」

園子「おじさま。
蘭と霊夢と新一君のチケットも忘れないでね」

次郎吉「うむ。
石嶺、すまぬが先に行っといてくれ」

石嶺「はい。各社の時間とルートの確認が取れたら連絡ください」

ぞろぞろと皆で部屋を出ようとした時、
何か考え込んでるコナンがピタっと止まる。

コナン「…美術館までどうやって運ぶの?
レイクロックのセキュリティーは完璧でも、
そこに運ぶまでが一番危険だよ?」

次郎吉「安心せぃ。
ダミーの運送車両を大量に用意してある」

チャーリー「その車両が本物かどうか知ってるのは、私だけだ」

コナン「そう。チャーリーさんなら安心だね。でも…"それ"を使うつもりなら忘れないでね」

声を少し低くして、真剣な様子でチャーリーさんを見つめるコナン。

"それ"って…もしかして…

コナン「簡単に奪っていい命なんて…
この世に1つもないんだから」

「新一…」

チャーリ―「覚えておこう。だが、理想を追い求めているといつか現実に裏切られるぞ。今回の怪盗キッドのようにな」

園子「ガキンチョ!何やってんの行くよー!
って、ここにいたの?皆待ってんだから」

部屋の中に居るコナンに呼びかける。

園子「べーっだ!」

チャーリ―さんに舌を出して悪態ついた園子。

園子…キッド愛すごいな苦笑

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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

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