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沈黙の15分 19 ページ34

みずき「でもよかったね、本当に、
よかったっ…」

涙を零すみずきさんが、
眼鏡を外して涙を擦りながら言った。

小五郎「失礼ですが、コンタクトに変えてみてはいかがですか?」

みずき「え?」

ナンパタイムの瞳に変わったおじさんが
みずきさんに詰め寄る。

小五郎「貴方のような美人は、眼鏡よりもコンタクトの方がお似合いです。眼鏡は冷たい感じがして私は好かんのです」

眼鏡の女の人……

「英理さんか笑」

少し顔を赤めたみずきさん。

蘭「ちょっと、お父さん!?」

みずきさんが赤めた顔で武藤さんを見る。

もしかしてみずきさんって…

それは隣の園子も勘づいたようで、
2人で笑いながら顔を見合わせた。

『冬馬くんが目を覚ましたってほんと!?』

中学生くらいの子達が
冬美さんに手を振りながら言う。

冬美「皆来てくれたんだ。さぁ、入って」

嬉しそうな冬美さんの声。
冬馬くんの同級生の人たち?

哀「彼大丈夫かしら。
会わせるの、早すぎるんじゃない?」

コナン「だな」

覚えてないのに、急に8年後の友達が来たら混乱するよね。

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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

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