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沈黙の15分 17 ページ32

「わぁ、雪!」

外に出ると雪が積もっていた。

歩美「コナン君と麗奈ちゃんと哀ちゃんも
やろうよ!」

「うん!」

歩美ちゃんたちの方に行き、雪を丸める。

コナン「俺はいいよ。」

そんな事を言っているコナンを目がけて
丸めた雪を投げる。

コナン「麗奈てめぇ!!!」

「えへへ、油断してるからだよ〜」

哀「きゃぁ…!」

歩美「哀ちゃんも!」

コナンと哀から逃げ雪だまりに逃げ込むと、コナンと哀が雪を投げてくる。

コナン「まてー!お前ら〜!」

哀「待ちなさい!」

楽しそうにしてる!よかったぁ

楽しまないなんて損だもんね。

歩美「誰か見てるよ」

皆の行動が止まり、ゆっくりと横の建物を見ると、男の子がこっちを見ていた。

光彦「僕達になんか用があるみたいですね」

歩美「おはよ!」

歩美ちゃんが手を振ると、
嬉しそうな顔をして窓を開ける。

そして不思議そうに口を開いた。

『僕…』

コナン「あ、すみません。
勝手に敷地内に入ってしまって…」

『ぼ、僕もい、いれ、て』

ゆっくりと言った男の子。

『なかま、に、僕、ゆきがっせん、いれて…』

そういうと、男の子が笑う。

元太「なんか可笑しくねーか?
この兄ちゃん…」

光彦「えぇ、なんか子供っぽいっていうか」

「黙って2人とも」

キ睨みながら言うと、黙り込んむ2人。

「お兄さんも一緒にあそぼーよ!」

窓に近づいて言うと、
何かものが落ちる音が聞こえた。

その方向を見ると、ドアの所で驚いた顔をしている冬美さんが立っている。

冬美「冬馬気がついたのね、冬馬ぁ…!」

涙を零しながら走って来た冬美さんが、
冬馬さん を抱きしめた。

冬馬「あれ、お母さん…お母さん!」

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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

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