検索窓
今日:82 hit、昨日:10 hit、合計:52,482 hit

沈黙の15分  16 ページ31

ぼーっと暗い部屋の天井を見て、
時間をつぶしていた。

コナン「寝れねぇのか?」

急にそんな声が聞こえたかと思い振り向くと、眠そうな新一が私を見つめて言った。

「うん」

さっきからずーっと、引っかかっている。
それが何かは分かんないけど。

私を見つめてるコナンは、
はぁっとため息をついたと思うと、
布団が少し動く気配がした。

コナン「んっ」

小さい頃。
よくしてもらったから、
どういう意味かすぐ分かる。

「ありがと。お言葉に甘えて」

皆を起こさない様に動き、
温かくなった布団に潜り込む。

「あったかいね」

コナン「おやすみ」

「おやすみなさい」

さっきまでぱっちりと開いていた瞼が、ゆっくりと落ちて来た。

沈黙の15分 17→←沈黙の15分 15



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。