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沈黙の15分 16 ページ31
ぼーっと暗い部屋の天井を見て、
時間をつぶしていた。
コナン「寝れねぇのか?」
急にそんな声が聞こえたかと思い振り向くと、眠そうな新一が私を見つめて言った。
「うん」
さっきからずーっと、引っかかっている。
それが何かは分かんないけど。
私を見つめてるコナンは、
はぁっとため息をついたと思うと、
布団が少し動く気配がした。
コナン「んっ」
小さい頃。
よくしてもらったから、
どういう意味かすぐ分かる。
「ありがと。お言葉に甘えて」
皆を起こさない様に動き、
温かくなった布団に潜り込む。
「あったかいね」
コナン「おやすみ」
「おやすみなさい」
さっきまでぱっちりと開いていた瞼が、ゆっくりと落ちて来た。
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時