業火の向日葵 18 ページ4
ほとんどのテレビが
"日本に憧れた向日葵展"の記者会見ばかり。
園子も大変だな。
「あ、はずれた」
携帯を少しいじってホームページにアクセスし、チケットの抽選に応募するけど当たんなかった。
それは隣でパソコンをいじってる光彦君たちも同じらしい。まあ、最終手段として園子直々に頼めばはいれるんだけど。
光彦「博士、
この画面当たるとどうなるんでしょう」
博士「最初に登録した顔写真が正式に登録され、IDと暗号番号が表示されるんじゃよ。
それを申し込み画面に登録すると、後日チケットが届くという商法」
コナン「博士、よく知ってんな」
コナンがそう言った時、少し頬を緩める哀。
「まさか…?」
博士「勿論じゃ、当たったんじゃよウフッフ…」
哀「気味の悪い笑いね」
哀…毒舌
光彦「お願いです、博士!!譲ってください!!」
「わたしみた〜い」
少し高くしたりして声を可愛く変えて言うと、哀に笑われた
博士「ニヒヒ…絶対にいやー」
哀「大人気ないわよ博士」
哀ちゃんを先頭に博士に言われる
"大人気ない"って言葉。
博士「困ったのぅ…お、
そこまで言うならクイズで勝負だ」
「えー」
博士「三択だから皆で答えられる回数は一回だけじゃ。よいな?」
よくないよ。全然よくない ←
でも3人はやる気満々だから、
しょうがなく博士のクイズに参加する。
博士「太陽大好き向日葵畑の向日葵ちゃんが嫌いなものはなーんだ。
1.スパイダー 1.スネーク 3.スコーピオン」
哀「よーするに、クモ ヘビ サソリね」
コナン「あぁ、だから答えは…」
博士「いや〜シッシッシ…
君達は答えちゃいかん」
「じゃー私がー」
博士「みなみくんもダメじゃ」
ですよね←
元太「わかった!!」
光彦「僕も、分かりました!!」
歩美「歩美も!!」
元太「答えは3番のサソリだろ」
歩美/光彦「「え〜!」
光彦「違いますよ、元太君!!」
元太「だってサソリって毒あるだろ?」
「毒グモや毒蛇だっているよ笑」
元太「まじかよ」
博士「失敗だねー。世界は1番のスパイダーだ」
元太「なんでだよ」
歩美「もーう!クモは空に浮かぶ雲のことだよ!
向日葵ちゃんは太陽が好きだからその邪魔をする雲の事が嫌いなんだよ〜!」
元太「なんだよ、毒関係ねぇのか」
博士「という訳で?
わしのチケットはだーれにもやらん」
「はぁ…
しょうがない裏の手を使うしかないわね」
歩美「なーに?裏の手って」
ニヤリと笑った。
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時