沈黙の15分 11 ページ26
コナン「ったく、あいつら」
元太からの通信で、道に迷ったと言われ、
すぐ探しに行こうかとしたけど。
すごい雪が降ってる中で、
何も羽織らないで行くのも危ない。って事で一回ペンションに戻りダッフルコートを着たあと、コナンのスケボーに乗って行くことになった。
「でもよかった。スケボー雪道用に改造しておいて」
コナン「あぁ。じゃなきゃこれなかったな」
「あそこ」
暗い道の先に見える一筋の光。
元太「おせぇぞコナン!」
歩美「麗奈ちゃんも来てくれたんだ」
「コナン一人じゃ無茶しそうだったから」
コナン「お前の方が余計心配だけどな」
「そんなに無茶したことないけど？」
コナン「嘘つくなよ！」
すぐ傍にあるススノーモービルを見たが、
動きそうにはない様子。
コナン「こりゃあ
大人を呼ばなきゃどうにもなんねぇな」
「やっぱり博士に連絡して迎えに来てもらわないと」
元太「えぇ!博士たちに知られたくないからこっそり助けに来てくれって言ったのによ」
コナン「しょうがねぇだろ!大体「元太君が悪いんです!!調子に乗りすぎたんですよ!」
元太「光彦だって喜んでたじゃんか!」
光彦「でも、限度ってもんがありますよ!
もっと考えて行動しないと!」
元太「なんだと!?」
歩美「ちょっと、二人とも!」
元太「俺がなんにも考えてねぇみたいじゃねぇか!」
光彦「へ―?何か考えてたんですか?」
元太「当たり前だろ!?
お前こそいっつもいい子ぶりやがってよ」
光彦「っ!なんですかそれ!元太君なんて!」
元太「光彦なんて!」
コナン「そこまでだ!!2人とも、それ以上いうのはやめろ。一度口から出しちまった言葉は、もう元には戻せねぇんだぞ」
元太/光彦「でも!」
コナン「言葉は刃物なんだ。使い方を間違えると、
厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで、
一生の友達を失う事もあるんだ」
コナンがそういうと、気まずそうに元太は光彦君を。
光彦君は元太を見る。
コナン「一度すれ違ったら2度と会えなくなっちまうかもしれねぇぜ」
「そーだよ。それにさ、喧嘩をしたまま相手を失ったら、その言葉の凶器が自分を傷つけることになる。相手への凶器のはずが自分への凶器になっちゃうんだよ？その凶器で出来た傷は一生消えない、自分の中では許せない傷になるんだよ」
そういうとコナンの手が頭に置かれた
「「ごめんなさい…」」
「それでよし！」
元太と光彦をよしよししてあげた笑
歩美「あ、車が来た!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななみん | 作成日時：2020年12月17日 15時
