沈黙の15分 6 ページ21
哀「…じゃ、私からも一問」
「わ、珍しいどしたの笑」
哀「この中で博士に一番
ふさわしい物はどれ?」
「「「えぇ?!」」」
哀「答えはどれもダメ。メタボの元だわ」
博士「しょぼーん…」
「ははっ笑 哀こわーい」
コナン「おめーもだぞ、麗奈。お前の場合、お腹いっぱいになると眠くなって機嫌悪くなるんだから」
呆れたような表情のコナンが
私に向かって言う。
「ええ、」
哀「…あら、江戸川君こわーい笑」
コナン「灰原っ!」
「…新一のけち(ボソ」
コナン「あ?」
…新一、こわいよ、怖すぎる。
光彦「それじゃあ、僕達は!」
歩美「たべにいこー!」
元太「博士の分まで腹いっぱいな」
そう言って走って行った3人。元気だな。
蘭「私達も食べにいこっか!」
園子「博士の分まで、ね!」
蘭「哀ちゃんとコナン君と麗奈ちゃんは
どう?」
哀「私はパス」
コナン「僕も。
ちょっと村の中散歩してくるから」
「2人とも行かないの!?えー、
じゃあどうしよ…」
コナン「おめーは蘭ねぇちゃん達と
いればいいじゃねぇか」
「だってさぁ、コナンがいなきゃ楽しくないからし意味ないじゃん。。。」
口を少し尖らせて、コナンの顔をチラチラ見ながら言うと、急に顔を赤くしはじめた。
コナン「なっ…な…(//∇//)」
園子「はいはい。お熱いこと。じゃ、
私達はいこっか、蘭」
蘭「うんっ。あ、じゃあ麗奈ちゃん。
何か買っとくけど…なにがいい?」
「えっほんと!?じゃあね、
いちご飴とたこ焼きがいいなぁぁ。
美味しいから笑」
蘭「えっ…」
「どうかしたの、蘭ねぇ」
蘭「なんでもないよ。分かった。
コナン君は?」
コナン「僕はいいよ。食べなくなったら、
麗奈の貰うし」
「待って、それ酷い。あげないよ？」
コナン「なんでだよ。
食べ過ぎんなって言ってるだろ」
「酷い酷い。コナン君のえっちー」
コナン「お前なぁ!」
「きゃー！！…え、蘭ねぇ?」
真剣な面持ちで私達をずっと見てる蘭ねぇ。
蘭「なんでもないよ。じゃ、行ってくるね」
「うん！」
どうかしたのかな……。
コナン「…蘭?(ボソ」
小さくコナンの口から呟かられた言葉。
「なにかあったのかな？
心配なら、一緒にいればいいのに」
一緒にいて欲しいけどね。
コナン「いや、大丈夫だ。」
「ばか…」
心配してるの、丸わかりだよ。
そんなに表情に出されると、
なんだか悲しくなるんだよ。
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作者名：ななみん | 作成日時：2020年12月17日 15時
