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沈黙の15分 1 ページ16

光彦「楽しみですね〜。大宇宙展!」

元太「宇宙船のシュミレーションも
あるんだよな!」

歩美「歩美、それやってみたーい!!!」

哀「でも、
誰かさんは他のことに夢中みたいね」

「…えっどがっわこーなっんっくーん!」

コナン「ん?」

皆が話してる間でも、
隣でずーっと携帯を見てるコナン。

博士「気になるんじゃろ。
毛利君が目暮警部から聞いたという、
都知事への脅迫状の事が」

コナン「あぁ。
何もなければいいけど」

コナンが見ている携帯の画面に映ってるのは、開通された電車の車掌さんと話してる都知事の映像。

博士「ここから新谷橋トンネルじゃ」

コナン「あっ…チッ」

トンネルに入って電波が悪くなったのか、
ノイズがはいった画面を見たコナンは大人しく携帯をしまった。

「…そいえば、このトンネルって途中で東都線と合流して、東都線の真下を通るやつだよね?」

コナン「ああ、約1キロ平行にな。
このカーブだ。ここを曲がると
東都線との合流地点…」

コナンが指差す方向を見ていると、
退避所に人影があった。

歩美「どうしたの?麗奈ちゃん、コナン君…」

コナン「いや…」

「…見た?(ボソ」

コナンの服の裾を引っ張りそう聞くと、
頷くいた。

…さっきの人…手になにかもってた?

「っ!コナンちょっと貸して!」

コナンから眼鏡を奪いかけて、
ズームしてみると見えた爆弾みたいなもの。

コナン「博士!!車を停めてくれ!!」

博士「な、なに!?」

目を見開く私を見て察してくれたコナンが、博士に言う。

「爆弾が!!」

コナン「トンネルに爆弾が
仕掛けられているんだ!!」

元太「ば、ば、爆弾!?」

博士「ば、爆弾じゃと!?だが…」

ここはトンネルの中。

退避所を過ぎた車は停まれるわけもなく。

博士「次の待避所まで無理じゃ!!」

「そんな…」

一刻も早くしないと…


なんとかトンネルから出られた。
退避所に止まるとコナンがスケボーを取り出して飛び出て行った。

歩美「コナン君!!」

哀「麗奈!!」

その後を追って、
すぐ車から出て通信機と携帯を取り出す。

「コナン!!大丈夫!?」

コナン「犯人が爆弾をONにしやがった…!
すぐさま、目暮警部に連絡してくれ!」

「分かった!」

ポケットからリボンを取り出してダイヤルを回して霊夢の声に合わせる。

目暮「はい、目暮」

「星野です!新一からです。今すぐ電車を停めてください!!爆弾が爆発します!!」

目暮「爆弾!?」

「早く!!」

そう叫ぶと、
電車が勢いよく停まる音が聞こえた。

沈黙の15分 2→←業火の向日葵  29



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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時

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