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コナンside
白鳥「今回の爆破事件、地検公安部の日下部検事が担当することにりました。」
そばにいた橘さんはあら大変と言った顔だ。
蘭の母親もため息をつく。
境子「公安事件を弁護することが少ない私
でも名前は知っている。」
蘭「そんなにすごい検事さんなの?」
橘さんは少し笑った。
橘「妃先生と同じで、負け知らずの
敏腕検事。…私とは正反対ね。」
蘭が不安そうにうつむいたのが見える。
話題を変えよう
俺は橘境子の取扱事件記録を指差した。
「ボク、これ知ってるよ。
NAZU不正アクセス事件」
蘭「えっ?NAZUってアメリカで
宇宙開発しているあの有名な?」
蘭が俺の後ろから覗きこんでくる。
橘さんもまた、
俺の後ろから覗き込んできた。
橘「ああ。去年、ゲーム会社の社員が遊びでアクセスしたって事件。この時の検事も日下部さんでしたよ」
蘭「その裁判も…」
橘「勿論負けています」
手をヒラヒラさせながらあっさりと言う。
空気を変えようとしたのに、
更に蘭を不安にさせた俺は、
今回はマジで一筋縄ではいかないと
苦笑いを浮かべた。
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作者名:ななみん | 作成日時:2020年12月17日 15時