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小「うるさい黙れ冨岡。それよりA、甘露寺はどこだ。」
『蜜璃ならもう寝てますよ。だから伊黒さんも寝ましょう。ね?』
小「そうか!甘露寺が寝ているなら起きていても仕方がないな。寝る。」
義「では俺も(伊黒の友達だから)共に寝る。A、不死川は(俺の友達だが、俺は伊黒と寝なければならないから)お前に託す。」
『は?』
義「おやすみ。」
え?
『…なんなの?』
天「にしてもよぉ、お前案外酒強いんだな。」
『あぁ、宇髄さん。いや、多分普通だと思いますよ。そんなに量飲んでないですし。それより宇髄さんが異常なんです。』
天「俺は神だから領域外だ。まぁ、煉獄は割とすぐに落ちたが、不死川はかなり強かったな〜。」
『…その本人はもうおはぎ食べ尽くしてあそこで大の字になって気持ちよさそうに寝てますね。』
実「スースー」
天「あー、煉獄も寝てやがるしなぁ。…2人とも運ぶの大変なんだよ。コイツら重いから。」
『まぁそりゃ鬼殺隊の柱ですしね。軽くはないでしょう。宇髄さん、飲ませた責任とってちゃんと運んでくださいよ?』
天「へーへー。…ま、とりあえず飲めよ。」
『いただきます。』
コクコクコク
あーやっぱこのお酒甘くて飲みやすい。
『…ん?、、、あ、れ??』
トン
天元サイド
Aがコテン、と俺の肩にもたれかかって寝てしまった。
天「…寝たな。」
悲「宇髄。」
っと、そうだ。悲鳴嶋さん。ずっと話さなかったが、起きてたんだった。
天「どうしました?」
悲「…Aの酒をすり替えたな?」
天「…バレましたか。」
いや、酒をすり替えた、というよりは、酒にすり替えた、と言った方が正しいが。
初めに渡したものは、ほとんど酒は入っていない。
子供でも飲めるほど弱いやつ。それに少し生姜の絞り汁を加えて身体が火照るように細工をしてある。
で、今渡したのは俺や不死川が飲んでもおかしくないような酒。
普通は水や湯で割って飲む。
…朝までは起きられないだろうな。
天「…俺を、殴りますか。」
悲「いや。…おそらく、お前も私と同じことを危惧したのだろう。」
天「…」
悲「やり方は感心しないが、憂いはなくなった。私たちももう寝よう。」
そう言って、悲鳴嶋さんは不死川と煉獄を担いで隣の間へ行った。
天「いや、アイツら2人担ぐって、、、」
1人、そう呟いた後、俺はAを抱いて布団の上にそっと寝かせた。
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タコ(プロフ) - 三隣亡さん» ありがとうございます笑何か面白い酔っぱらい方無いかな〜と考えたらふと思い浮かんで書いちゃいました笑笑シリアス多めなので、たまにクスッと笑える所があれば、と思って、、、笑これからも頑張っていきます! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
タコ(プロフ) - snowさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 不死川さん、酒めっちゃ飲んだはずやのにおはぎバク食いしてるのオモロイwwwこれからも頑張ってください! (2020年11月11日 0時) (レス) id: 458cbba993 (このIDを非表示/違反報告)
snow - タコさん» 更新待ってました!これからも応援してます!頑張ってください!! (2020年11月10日 21時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
タコ(プロフ) - snowさん» こんなにも暖かいコメントありがとうございます!最近あまりコメント無くて寂しかったのですが、snow様のおかげでまた自信を持てました!本当にありがとうございます!ご期待に添えるようこれからも努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (2020年11月8日 22時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タコ | 作成日時:2020年9月22日 10時