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「あっ、お父さん、お母さん!!」
普段なら隠達がこういう事後処理はやってくれるのだが、今回はこの女の子が師範から離れなくて、そのまま私たちの手で親の元へ送り届けた。
この子の両親は隠が保護していて、鬼の説明も済ませていたから、スムーズに事は進んだ。
この一家は今日の昼間足を運んだ甘味処を営んでいたらしく、お礼だと言って、沢山の甘味を頂いた。
『では、私たちはそろそろお暇しますね。甘味、こんなにありがとうございました。』
母「いえいえ、それよりも、この子を助けて頂いて、本当にありがとうございました。この恩は絶対に忘れません。」
父「そうです。是非また店の方にもいらしてください。おもてなし致します。本当にありがとうございました。」
実「いえ、これが自分たちの仕事ですので、本当にご無事でなによりでした。」
「おじさん!助けてくれてありがとう!」
実「ふっ、あァ。母さんと父さん、大事にするんだぞォ。」
「うん!」
そうして、私たちは帰路についた。
蜜「ふーっ、今日の鬼は本当に速かったわね〜」
『そうね。今まであった鬼の中で1、2を争うくらい速かった。』
蜜「あの、Aちゃんと不死川さんの連携技、凄かったわ!!詳しく打ち合わせもしなかったのに!流石だわ!」
『ふふ、ありがとう蜜璃。昔、一緒の任務の時よくやってたの。ですよねー、師範。』
実「アァ。だが、A、まだまだだなァ。明日ウチに来い。叩き直してやる。それに今日は色々と言ってくれたからなァ?」
『げっ』
蜜(仲良しね!2人とも、可愛いわ!!)
「それにしても…不死川さん、あの女の子によく懐かれてましたね。」
『ふふふ、本当に。子供の扱い、凄く上手だし、抱っことかめっちゃ慣れてましたよね〜』
実「んな事ねェよ。俺はもう帰る。」
『え?あっ、師範!』
いつの間にか師範の屋敷の別れ道まで来ていたらしく、師範はさっさと帰ってしまった。
…ちょっと怒ってた???
蜜「怒らせちゃったかしら…」
『うーん。あの人割といつも怒ってるし…あんまり気にしなくていいんじゃない?』
蜜「うーん。そうかしら…」
『いいよいいよ〜私どうせ明日会うし。なんかあったら言っとくから。』
蜜「じゃあ、お願いしようかしら。」
『うん!任しといて!!』
それから私と蜜璃は、別れ、それぞれの屋敷へ帰った。
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タコ(プロフ) - 三隣亡さん» ありがとうございます笑何か面白い酔っぱらい方無いかな〜と考えたらふと思い浮かんで書いちゃいました笑笑シリアス多めなので、たまにクスッと笑える所があれば、と思って、、、笑これからも頑張っていきます! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
タコ(プロフ) - snowさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - 不死川さん、酒めっちゃ飲んだはずやのにおはぎバク食いしてるのオモロイwwwこれからも頑張ってください! (2020年11月11日 0時) (レス) id: 458cbba993 (このIDを非表示/違反報告)
snow - タコさん» 更新待ってました!これからも応援してます!頑張ってください!! (2020年11月10日 21時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
タコ(プロフ) - snowさん» こんなにも暖かいコメントありがとうございます!最近あまりコメント無くて寂しかったのですが、snow様のおかげでまた自信を持てました!本当にありがとうございます!ご期待に添えるようこれからも努力して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (2020年11月8日 22時) (レス) id: 33d5abc94b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タコ | 作成日時:2020年9月22日 10時