【Q.K】口悪女子はある人と知り合いらしい 2

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鶴崎くんも新大将としては2回目だ

1回目にして負けた屈辱をここで晴らすしかないんだろうけど
残念。うちのCEOは強いんだわ


超難問
世界遺産の名称は？




伊沢の大得意な衛星写真からのやつだ


段々と世界遺産に近づいていっていた
ふと、自分でこの近くにあった世界遺産を思い出した


私が思い出したタイミングと同じで伊沢がボタンを押した

そして答えを言った







正解の音が鳴った

鶴崎くんの新大将としての2回目の戦い
それも負けてしまった。東大王としての名が腐るだろう

絶対に3回目は勝ってくる
あーあ、どうせなら3回目に呼んで欲しかったわ




撮影が終わり、東大王の控え室に行った
どうやら、伊沢もくるようだ


―


伊沢｢どうでした。久々の東大王｣

『んー、みんな強くなってたし
なんなら、あれかな
伊藤七海って子、やばいね』

伊沢｢頭のキレはいいでしょ？｣

『んー、確かにいいんだけどね
水上の後継者とは言えるほどではない……なんか
水上とは違った良さがあるように感じた』

伊沢はふふっと笑って｢そうですか｣と言った

なんなんだ、こいつ真面目になんなん？


東大王の控え室の前に着いた
まぁ、わかるよね









『たのもーーーーー！！！！！』

鈴木｢びっくりしましたよ……長谷川さん普通に開けてくださいよ｣

『ごめんごめん、ちょっとやりたくなってさ
あ、初東大王正式メンバーどうでした、砂川さん？？』

砂川｢なんなんですか…そのおちゃらけた感じは……｣

『まぁまぁ、あ、そうだそうだ
伊藤七海くんだよね！』

少し気になったのでアドバイスだけしよう

伊藤｢はい…!!｣

『最後の早押しのところでちょっとアドバイスな

頭のキレはいいよ
だけど、そこまでにたどり着くまで時間が長い
本場のクイズ大会だと負けてるよ』

伊沢｢別に気にしなくていいよ
この方は本場大好き人間だから｣

伊沢が伊藤くんに言った

『え！？、はぁぁあ？？？
私別に本場のクイズ大会最近行ってませんけど？？』

伊沢｢それは最近じゃん！！
てか早く仕事のやつ出してくださいよ！？｣

『あ、ごめん…それは普通に忘れてた』

伊沢｢はぁ……まじですか？
納期ずらすようにふくらさんに言っとくんで帰ったらすぐにはじめてふくらさんに転送しといてくださいよ｣

『へいへーい』

横から鶴崎くんが話しかけてきた

鶴崎｢長谷川さん大丈夫なんですか？
仕事のやつださないで｣

『大丈夫大丈夫、帰ってら、動画のテロップつけて終わりだし』

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