【Q.K】口悪女子はある人と知り合いらしい 2

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帰り道
珍しくとても酔っている川上


『あんた酔った姿みんの2回目やわ』

川上｢んな酔ってねぇよ…｣

『顔赤いから酔ってるやろ』

一回目は初めて成人したときに一緒に飲みに行ったとき

あのときは初めての酔っ払い対処で私も焦ったよ……ゲロ吐かないようにとか


『歩けるなら肩なしにして欲しいぜ』

川上｢フラフラするからいや｣

『んー……しゃーないな
自分の家の鍵だして、送ってたるわ』

川上｢ンー………ありがとう…｣

だされた鍵をもって、私は帰り道を歩いた

人は酔ったら色んな行動にでる


川上はあんまり変な行動も、甘えもしない


川上｢なんか……懐かしいなぁ｣

肩を貸してる私は重たいわくそと思ったが確かに懐かしい

『だね、2人で出かけるとかもうしてないもんね
それにこうやって隣歩くとかしないし』

川上｢いや、違うよ
こうやって夜遅くまで外でてAと一緒にいること
よく、俺は母さんとかに怒られてたよ｣


確かにあのときは無邪気ではしゃいでたなぁ
いまは年齢とかではしゃいだりできないわw

川上｢Aはさ
親とかに怒られなかったの……？｣

『そうだなぁ
怒られたけど、高校3年生だしねって言われたなぁ
それに勉強会って言って誤魔化したりしてたし』

川上｢そっかぁ……んふ
俺ね、Aが東京行くって聞いて凄く悲しかったんだよ…｣

『うん』

残り少ない帰り道

川上｢でもね、クイズでまた会えるかなんて思ってたんだよ｣

だけど会えなかった…か
まぁ大学入って2年はずっと勉強してたからクイズとかしてなかったなぁ

川上｢それで俺、決めたんだよな
東大入って東京に住むって｣

『川上、私の事寂しく思ってんじゃん』

川上｢そうだよ、悲しかったんだよ
寂しかったんだよ
それで受かったとき、連絡しただろ｣

『そうだね〜……私もあのとき川上が俺東大目指すって行った時に大学バレたのかと思ったわw
川上に言ってなかったはずじゃん！？ってね』

川上｢ww、そうそうあの連絡したあと
大学内からAでてきてなんで！？ってなったよ｣

『驚かそうと思ってたのに見つかったからあーあってなったよ

てか、お前酔いとれてるやろ』

川上｢話してたら覚めたわ｣

『じゃあ、肩貸さなくていい？』

川上｢うん、でもちょっとしんどいから家まではつい来てくれん？｣

『いいよ』




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