【銀魂】真選組の小娘ちゃん ３

第113訓 人間の生命力は意外と凄い ページ27

また子side


「総悟！」


晋助様を探しに行くため中に入ろうとしたら、ちょうど扉が開いた。出て来たのは少女と、その後ろに晋助様。

少女はすぐさまアイマスクの男に駆け寄って行った。




「あのね、船戻してくれるって！」

沖「マジかィ。」



私は晋助様の方を見る。特に反論しないあたり、本当に戻すのだろう。気が変わりでもしたのか？もしくは、今二人で一緒に出て来たのは偶然じゃなくて、さっきまで何かをしていた？とか。




ま「良いんスか？晋助様。」

高「ああ。」



晋助様がそれで良いなら私はそれに従うが、どうも釈然としない。

すでに船は港の方に戻り始めている。









「あっ！」


少女が何かを思い出したかのように声をあげた。


沖「どうした？」

「今日神楽ちゃんと遊ぶ予定だったんだ。急がないと。」

威「神楽？」

「え？」



誰かは知らないが、少女は誰かと約束があったみたいで、少し焦っている。




「知ってるんですか？」

威「それ、俺の妹だよ。」

「え、ウソ。」

沖「マジかィ。」

「ど、どうりで似てると。」



聞いていると、なにやら衝撃の事実が発覚したらしい。知らないけど。






万「そろそろ着くでござる。」

変「またいつでも来て下さい。」

「最後の最後で生き返ってんじゃねーよもういっぺん殺してやろーか。」

第114訓 車に乗ってて酔いやすい人は窓の外眺めるといい。とか聞いたことある気がする。→←第112訓 事実を言われるのが一番ムカつく

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