第9訓 家に帰ったら親がいない その時、初めて自由が存在する ページ10
翌日
小鳥のさえずりが聞こえる朝
はとばして今は夜。
沖「おい、ヘマすんじゃねえぞ。」
「大丈夫だって。任せてよ！」
沖「信用なんねェ。」
私と総悟は支度を済ましていざ出陣！
人気のない路地裏を二人で歩いていた。
ただ歩いているだけ。腕を組むどころか会話すらもしていない。
(このまま気まずくなるのもあれだしな。)
よし！
「ねえダーリン、て、手繋ぎたいな「キモい」何で ！？」
お誘いをキッパリ、というかザックリ断られてしまった。結構傷ついたぞ、今の。
「でも、なんかしないと、カップルだって分かるようなこと。」
沖「たくしゃあねえな。んじゃ…」
「ねえ総悟。」
沖「どうかしたか？」
「いやどうかしたかじゃなくてね
おかしいでしょ何で首輪！？どこがカップル！！！！」
沖「うるせーやでけェ声出すんじゃねえ。」
「でけェ声も出すわ！しかもこれなんか獣臭いけど！！」
どこで手に入れたのか問いただすと
沖「これが運が良くてねィ。俺はいつものように見廻りをしていたんでさァ。」
「いやなに毎日真面目に働いてますみたいなこと言っちゃってんの見廻りという名のサボりに訂正しろ。」
沖「そしたらあるチラシを見つけたんでィ。」
「おい無視すんな。」
沖「どうやら、ポチっつう犬が行方不明になったみてェでな、まあそれは置いといて「いや置いちゃダメでしょ」そのポチがしてる首輪がかなりの上物でねィ、雑種犬のくせに生意気なもんつけてやがらァと思ったら、俺の足元に子犬がいたんでさァ。」
「え、それって」
沖「そいつの首輪がポチのとまったく同じやつでねィ。俺はそいつを自由にしてやるために、首輪を取ってやったんでさァ。」
「いやその子犬ポチィィィィィイイイイ！！何やってんの何で犬に気付かないの！そしてお前が自由にしてやるために取った首輪はまさに今私の自由を奪っている！！！」
沖「だからでけェ声出すなっつってんだろィ。」
総悟と近所迷惑な言い争いをしていると
「おい貴様ら、カップルか？」
後ろから声がした。
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❓❓❓ - 葵ちゃんが薬盛られたとか見てみたいです｡ (2022年3月13日 22時) (
レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
❓❓❓ - 葵ちゃんのギャップ(?)を見てみたいです｡(かっこいい感じの) (2022年3月13日 22時) (レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
❓❓❓ - 葵ちゃんのギャップ(?)を見てみたいです｡(かっこいい感じの) (2022年3月13日 22時) (レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
パピポ - 今までで一番面白い夢小説でした！！葵ちゃん可愛い！！！これからも応援してます！！ (2020年10月19日 22時) (レス) id: e8120e490b (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 亰さん» 返信とてつもなく遅れてしまい大変申し訳ありません！！誠に、誠に申し訳ありませぬ(--;)コメントわざわざありがとうございます！私の作品が初めてとは、なんとまぁ光栄な！長い間全く更新できていませんが、もしお暇がありましたら続きも見てくださると嬉しいです！！ (2019年3月29日 0時) (レス) id: 12c1829223 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ | 作成日時：2016年10月10日 1時
