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第41訓 お約束の ページ46

銀時side

ある日の昼下がり、特に何の用事もなく街をブラブラ歩いていると、前から沖田君と葵がやってきた。

それも、何故か沖田君が耳と尻尾の生えた葵に繋がれた首輪の鎖を引っ張って。

いや、ある意味ありえなくもないけど、葵、とうとう負けたの?




沖「あれ、旦那じゃねぇですかィ。」

銀「おう。それ、どしたの?」

葵の方を指差して聞いてみる。

沖「ああ、うちの警察犬でさァ。」

銀「あ、そう。」

「……。」


一応立って歩いてはいる。けど、俺がすんなり納得したことに対してツッコマないということは、もしかしたら本当に調教されたのかもしれない。

神楽がいなくて良かったと安堵する。いたら恐らく怒りまくってとんでもないことになっていた。

銀「で、言うこと聞くの?その警察犬。」

沖「ええ。内容によっては。試してみます?」

銀「え、いいの?」

そこで沖田君は一瞬考える振りをした。すると何かを思いついたようだ。

沖「例えば、葵。旦那の顔引っ掛け。さっき土方さんにやったみたいに。」

銀「え、ちょっ、ま!おい!」


沖田君がとんでもない命令をしたあと、急に飛びかかってきたかと思えば、俺の上に馬乗りになる葵。人気がないとはいえ、全くいない訳ではなく、周りにいた奴らは足早にその場を去って行った。



銀「おいなんつー命令してんだ!葵ちゃん!一旦落ち着こう、ね!」

そうは言うものの、こいつが言うことを聞くはずもなく、思い切り手を振りかざしてきた。俺はその手を掴み、「マジやめろ!!!」と叫びながらそいつの尻尾を掴んだ。

その瞬間

「ひあッ!?」

銀「…え?」


葵は変な声を出し、そのまま顔を真っ赤にして固まってしまった。俺を睨みながら小刻みに震えている。

銀「あ、あの、葵ちゃん?」

「う…うう、うわ〜ん!!!」

そして泣きながら沖田君の後ろに隠れた。なんだか、凄くいけない事をした気分。


沖「旦那、あんた。」

銀「何その目!?やめてくんないそのまるでゴミ以下の物を見るような目!」


俺は、とてつもない罪悪感に見舞われた。

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❓❓❓ - 葵ちゃんが薬盛られたとか見てみたいです。 (2022年3月13日 22時) (レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
❓❓❓ - 葵ちゃんのギャップ(?)を見てみたいです。(かっこいい感じの) (2022年3月13日 22時) (レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
❓❓❓ - 葵ちゃんのギャップ(?)を見てみたいです。(かっこいい感じの) (2022年3月13日 22時) (レス) @page25 id: f9a1a17fc3 (このIDを非表示/違反報告)
パピポ - 今までで一番面白い夢小説でした!!葵ちゃん可愛い!!!これからも応援してます!! (2020年10月19日 22時) (レス) id: e8120e490b (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 亰さん» 返信とてつもなく遅れてしまい大変申し訳ありません!!誠に、誠に申し訳ありませぬ(--;)コメントわざわざありがとうございます!私の作品が初めてとは、なんとまぁ光栄な!長い間全く更新できていませんが、もしお暇がありましたら続きも見てくださると嬉しいです!! (2019年3月29日 0時) (レス) id: 12c1829223 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナ | 作成日時:2016年10月10日 1時

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