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15. ページ16
青木side
そして彼女は
俺の寝そべっていたベンチの端に腰掛けた
『ねぇ青木くん、
…その、、……好きってどういう気持ち？』
「え？」
『あ、いやその、変な意味じゃないんだけど
まだよくわかってなくて、、、こんなこと
青木くんに聞くのは変かもしれないけど、』
「咲良さんもしかして、……好きな人出来たことないの？」
『…………』
その瞬間彼女の真っ白な肌が
一瞬にして赤くなったのがわかった。
「そっか、そーなんだね」
『あっ、いや、やっぱなんでもない！
忘れて！』
咲良さんはそのまま走って屋上から出ていってしまった。
何でだろう、
彼女のあの反応
ただ好きな人が出来たことない
って感じだけじゃなかった気が、
気になる人は、、いる？、、とか？
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作者名：いちごあめ | 作成日時：2021年10月19日 13時
