5. 白布 ページ5
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天｢第2回赤点回避勉強会〜！｣
｢いぇー｣
天｢そこはちゃんと最後の“い”まで言おうヨ！｣
ほとんどが推薦のバレー部はお世辞にも勉強が出来るとは言えない。
そのために瀬見さんと獅音さんの部屋で勉強会を開いている。
参加者は
牛島さん、天童さん、獅音さん、瀬見さん、山形さん、太一、五色、A、そして俺。
牛島さんと獅音さん、Aと俺は教える側。
牛島さんとAは学年1位らしい。
2人とも推薦なのに凄いな。
｢しらすさん｣
白｢…白布だ｣
｢私も教えなきゃいけないですか｣
俺の言葉を無視して俺の胡座の上に座ってもたれてくるA。
完全にやる気ゼロモードだ。
てかこいつ無防備すぎだろ。
いつも俺の胡座に乗ってくるし、天童さんには担がれてるし、牛島さんにはおぶられてる。
でも自分から来るのは俺にだけ、なんて少しの優越感。
俺はそんなAの頭に顎を置いて後ろから抱きしめた。
白｢往復ビンタされたいなら教えなくてもいい｣
｢…つとむんふぁいとー｣
工｢教えろよ！！！｣
｢…わかんなかったら聞いて｣
教える気あるのかこいつは。
抱きしめられても平然としているこいつは大丈夫なのだろうか。
しかも後ろから回ってきた俺の手を掴んでる。
くそかわいい…
工｢A｣
｢公式ちがう、こっち｣
工｢本当だ！｣
あれから何度か五色がAに聞いてる。
勉強会を始めて結構時間が経ったけど、Aは俺の上からどくつもりは無さそうだ。
なんなら体を回転させて俺と向かい合うようになったと思ったら、もたれてきてそのまま寝た。
自然と抱き合っているような格好になる。
牛｢白布、Aは寝たのか？｣
白｢はい｣
天｢Aってば大胆〜！｣
天童さんは面白がっている。
俺は牛島さんからの視線が怖くて、Aの顔を見た。
本当に整った顔をしている。
すーすーと気持ちよさそうに寝ているAの髪を梳くと、少し笑ったような気がした。
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ザイカ(プロフ) - "しらすさん"は笑った(*^^*) (2021年3月17日 14時) (
レス) id: 2cebe15e55 (このIDを非表示/違反報告)
香奈(プロフ) - 白布くん好きなので凄い嬉しかったです！！また、白布くん落ちの作品待ってます。頑張って下さい！ (2020年1月30日 21時) (レス) id: e378ea9447 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 落ちを白布君にしてくれてありがとうございます！更新頑張ってください！！ (2020年1月25日 9時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 落ちとかあるんだったら白布君がいいです！ (2019年12月20日 16時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むに。 | 作成日時：2019年12月18日 0時
