vanillaのもしもの話 (ページ20)

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_A

あの日はジェノの誕生日で、いつも通りみんなでうちに集まってパーティをした

この時はまだ彼氏じゃなかったから、プレゼントは決まらなくて、一緒に買いに行こうねって約束してケーキだけ用意してたんだけど

他の3人は帰って行ったのになかなか帰ろうとしない主役に、プレゼント以外に何かして欲しいことある？って

そしたらジェノが私の名前を呼んでじっと見つめてくるから心臓がドキドキする

JN「A、前にAのお父さんに言ったこと覚えてる？」

パパ、、、、、、

A「夏に帰ってきた時、エレベーターの？」

JN「うん、あれ本気だよ、Aが選んでくれたらって。これからは遠回しなことしない、Aが好きっていっぱい言う」

覚悟を決めた表情で言ってくるジェノに、もう心臓は爆発しそうになってて

JN「Aが好きになってくれるまで頑張る。でも今日は誕生日だから特別にほっぺにキスして」

？！？？！

誕生日、特別と言う言葉がぐるぐる回って、やらなきゃって思って覚悟しようとしたんだけど

ん？

ちょっと待って。

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