GUILTY (ページ2)

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岸『なんかあったんすか？
あ、言えねーっすよねこんな怪しいやつに』

A『あ、いや、そんな事ないです...よ？』

岸『まぁ、何があったかわかんねーっすけど
とりあえず、飲みましょ!』

そう彼は言いカチンとジョッキを鳴らした

A『それでさぁ、私がいーーーっつも
待たされるの！どう思う！？
毎日、残業、残業ってホントに残業なのかよ！ってね』

最初は会社の愚痴をお互い話していただけだったが、お酒も回り、気づけば誰にも言わない顕嵐への愚痴まで彼にこぼしていた。

岸『まぁ、期待されてるって事なんじゃねーの？
ほら、よくあるじゃん、結婚のためにーとかゆーやつ』

A『あの顕嵐がぁ！？
んなわけないでしょ笑』

岸『顕嵐凄いって噂だぜ？
取引先の俺の所まで噂が来るんだから相当だろ』

A『そうなのかなぁ...
なんかごめんね、初めてあった人の愚痴なんて聞かせて』

岸『いや、全然気にしてねーよ
てか、顕嵐の彼女だったとか世間せめーなぁ笑』

A『ありがとう笑
ほんと世間狭いよねぇ
あ、そろそろ顕嵐帰ってくるから帰るね』

岸『え、まじで、もうそんな時間か！
あ、家まで送るからちょ、待って！』

A『いいよ！大丈夫、すぐ側だから笑』

岸『良くねぇから！なにかあったら困るだろ
な？送らせて？』

結局岸くんの押しに負けて家まで送ってもらい
その日はそこで解散

A《あ、連絡先交換しなかった...
まぁいっか》