【絶対絶望少女】他、同時進行企画。 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,347 hit

体育のお部屋ページ6

はぁー。退屈。
メイドと言ってもほとんど子守りに等しい。
盾子さんの指示でここまでやってきたけど、どうも向いていない。
それに、さっきの高校生…なんか普通過ぎ。
全く持って超高校級の希望の妹だと思えないんだけど。

大門「メイドさーんっ！オレっちのオレンジジュース作ってくれっ！」

きました～体育会系ショタ。
あーあ、また傷作っちゃって。

「大くん。朝も飲んでない？確か20杯程…」

大門「飲んだけど、また飲みたいんだーいっ！」

今朝オレンジの果肉を使ってジュースを作ってみた。
どうやら大くんがハマってしまったらしい。
作るの結構めんどーなんだけどな。。

「よし、お姉さんに任せて！」

こういうのは勢いが大事だ。
さっそく作業に取りかかる。

大門「オレっちも手伝うぜっ！」

ﾋｮｺｯと台所の横から頭を覗かせている。
どうしてショタってこう、可愛いの？

「じゃあ、そこのミキサー取ってもらっていいかな？」

大門「お手のもんだーいっ！」

よく動くし、気が利いてる。
なんでこんな子があんな目に…。

大門「次は？」

「えと、このオレンジを皮剥いてからその中に入れてくれるかな。」

大門「おうっ！」

「隠し味に溶かした砂糖と、氷を入れます。」

大門「おっ！？冷たいぞっ！」

「うん。そう、これが美味しさの秘訣なの。」

ミキサーで混ぜてるだけなのに、目をキラキラさせてる…。

「ほら、召し上がれ。」

大門「うわぁ、美味いっ！」

嘘のない感想。
あ、たくさん作ったから足りるよね？

「大くん、手伝ってくれてありがとう。」

ﾁｭｯ

大門「えっ？」

「ご褒美。」

ほっぺにチューしただけで顔真っ赤にしてる。
可愛いなーもう。

大門「えっ、あ、みみ、皆も呼びにいってくるっ！」

行っちゃった…。
まだ、ちょっと刺激が強かったかな？