Space of Princess 4 (ページ29)

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夜明けページ29

シディアス｢余はシスの全てである！！！！！｣

レイはふたつのライトセーバーをクロスさせシディアスが放つフォースを受け止めていた。

レイ｢私は、、、、ジェダイの全て！！！！！｣

レイのライトセーバーはフォースを跳ね返し、シディアスを苦しめる。

シディアス｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ｣

稲妻のような暗黒面のパワーに散っていくシディアス。最期はレイの力で完全に滅び去っていった。

力を使い果たしたレイはその場に倒れこむ。

フィン｢そんな、、、レイ！｣

消えゆくフォースを感じたフィン。

しかし、地の底に落とされたベンが命からがら這い上がってきた。

一歩、、、一歩。レイに近付いていく。

ベンはレイを抱き抱えると、レイのお腹に手を当ててフォースを、命を送り込む。

するとレイは蘇り、意識を取り戻した。

レイ｢ベン、、、、｣

レイは思わず抱き締める。それを優しく抱き返すベン。

レイは離れると棺のあった方をみる。

レイ｢あれ、、、ベンが壊したの？｣

ベン｢あぁ、あんなものがあってはアイリスも安らかに眠れないだろ。｣

レイ｢そうね、、、｣

レイ｢さぁ、ここから出ましょう。、、、ベン？｣

立ち上がろうとするとベンはぐったりと横になる。

レイ｢ベン？｣

最後の力を使い切り、ベンには生きる力が残っていなかった。
安らかに横たわるベンの体はフォースとひとつとなり消えていく。

そして同時期にレイアの体もフォースとひとつとなりて消えていった。

レイは1人で脱出し、ポーやフィン達と外縁部の基地で合流した。

仲間の再会を喜び合う者、戦争の勝利を喜ぶ者、訪れた平和を祝う者。

終わったのだ。永い永い戦いは。2人のジェダイ騎士と1人の姫によって。

戦いの後、レイはひとりタトゥイーンを訪れていた。
ルークが生まれ育ったかつての家。

その場にレイアとルークのライトセーバーを地中深くに埋めていた。

新しいライトセーバーを確認していると、老婆に呼び止められた。

老婆｢ここで人を見かけるなんて久しぶりだ。お前さん名はなんという｣

レイ｢レイよ｣

老婆｢レイ誰だい。｣

レイはファミリーネームを聞かれて遥か彼方にいるレイアとルークの姿を見ると、老婆に向かいなおって名乗った。

レイ｢レイ・スカイウォーカー｣

つづく