検索窓
今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:19,470 hit

もう1人の、、、、 ページ11

レイはアイリスが言った通り、パルパティーンの復活が真実であるという情報と共にルーク・スカイウォーカーが探していたウェイファインダーを探す任務へと出た。

アイリスは任務に旅立つカイロレンの背中を見送ると悲しみに満ちた瞳をそっと閉じた。









アイリスは魂を肉体から離した、、、、、レイアを出会ったときの真っ白いフードマントを身にまとい静かに消えた。

アイリスはカイロレンより先にエクセゴルへ向かっていた。

シスの玉座の傍らに置かれている液体の入った筒状のガラス張り、、、その中に1人の女性が入っていた。

アイリスは近づいて女性をじっと見た。すると背後から邪悪な声が響き渡る、、、

シディアス「他人とは思えんだろう、アイリス。」

アイリスは振り返らずに答える

アイリス「はい、、、」

シディアス「そうだろう、、、そうだろう!!これはかつてのお前であったのだから!」

機会に繋がれたシディアスはジリジリとアイリスに近付いていく。

アイリス「かつての、、、私。」

アイリスはそっとガラスに触れると中の女性から目を離さなかった。

アイリス「そして、、、私の新たな入れ物、、、」

シディアス卿は目を見開いた。

シディアス「そこまで気付いていながら、ここに来たのかね?」

アイリスはゆっくり振り返る。

アイリス「この新しい入れ物に私の魂を入れて、、、」

アイリスは言葉を口にしていくほど、涙を静かに流す。

アイリス「そんな、、、そんなことして、、どうしようというのですか?彼にプレゼントでもする気ですか?【コレをやるから我に従えと】餌にでもするつもりですか?」

アイリスはシディアス卿をめいいっぱい睨みつけた。

アイリス「最初から、、、私を娘になんてするつもりはなかった。最初から私を兵器に利用するつもりなんてなかった!最初からあなたは知っていた!私の中のカイバークリスタルがどうなるのかも!」

アイリスは昔父にカイバークリスタルを飲み込まされた記憶を思い出した。

アイリス「父にも、、、同じように、、、、容姿が母と似ている私に、、、クリスタルを取り込ませれば、、、母が蘇ると、、、、」

シディアス「ほぉ、気付いたか」

アイリス「レンにも父と同じことをさせようとしているのですか」

シディアス「それがお前の役目よ。だが悪い話ではあるまい?」

アイリス「彼を救うためなら、彼に憎まれてもいい」

シディアス卿とアイリスは互いに向き合う。

パサーナ→←決意



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
設定タグ:スターウォーズ , カイロ・レン , SpaceofPrincess   
作品ジャンル:SF
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nanasuke(プロフ) - Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期さん» ありがとうございます!外伝も頑張ります! (2021年7月22日 20時) (レス) id: 802f23a149 (このIDを非表示/違反報告)
Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期(プロフ) - 完結おめでとうございます!綺麗で儚い終わり方が夢主に合っててすごく素敵でした!外伝も楽しみにしてます〜 (2021年7月22日 13時) (レス) id: c3277ede91 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nanasuke | 作成日時:2019年12月21日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。