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まわり始める運命 ページ2

アイリスはカイロ・レンに身を預けた。

レン 「アイリス、、、お前は、、永遠に俺のものだ。」

アイリスに深い口付けを何度も交わした。するとアイリスがいきなりレンの胸を両手で押し、口付けを拒んだ。

レンが驚いていると。アイリスは悲しげに言った。

アイリス 「ダメ、、、こんなことをされたら、、、ますます離れたくなくなってしまう、、、」

レン 「なにを、、、」

アイリスはレンの中で怒りがこみ上げているのを感じた。

アイリス 「私は、、、以前よりあなたと離れるのが怖くなっている。」

アイリスは俯き、静かに涙を零した。

レン 「二度と離すものか。」

アイリス「ベン、、、」

レン「俺はカイロ・レンだ。」

アイリスはレンの頬に手を当てると

アイリス「2人の時はいいと言ったではありませんか」

アイリスが軽く拗ねると、レンはアイリスの頬にチュッとキスを落とすと耳元で低い声で囁いた。

レン「全く、俺の姫は我儘で困る。」

アイリスは顔を真っ赤にさせると、仕返しと言わんばかりにそっぽを向きながら

アイリス 「私の騎士様は意地悪ですっ」

と頬をふくらませた。

レン「さ、部屋に帰るぞ。来い。」

レンはそう言いながらアイリスを抱き寄せ、アイリスの部屋へと戻っていった。


この時、カイロ・レンはまだ気付いていなかった。

運命の悲しき歯車はもう回り始めていることに、、、



この広い銀河系でこれから待ち受ける運命に気付いていたのはアイリスただ一人。



???「かわいい、かわいい。余の姫よ、、、目覚めの時じゃ」



アイリスは途端に悪寒を感じる。少し青ざめるアイリスを見てカイロ・レンはベッドに横になるよう促す。

レン「少し休め。毎日俺の元に来てもらっていて悪いと思っている。」

カイロ・レンが立ち上がり部屋をあとにしようとすると、彼のマントの裾をそっと掴む。

アイリス「、、、かないで、、、、」

レン「アイリス?」

アイリス 「行かないで、、、ベン、、、、我儘なのは、、わかってます。でも、、どうか、、」

カイロ・レンはアイリスの震えように少し不安を覚えた。

マントを掴む手をそっと離し、優しくアイリスを抱きしめた。

レン「お前を脅かすものがあるのならば排除しよう。」

アイリス「ベン、、、」


つづく

記憶→←A long time ago in a galaxy far, far away ・・・



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設定タグ:スターウォーズ , カイロ・レン , SpaceofPrincess   
作品ジャンル:SF
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nanasuke(プロフ) - Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期さん» ありがとうございます!外伝も頑張ります! (2021年7月22日 20時) (レス) id: 802f23a149 (このIDを非表示/違反報告)
Cotton[洋モノ、洋ゲー民]@更新不定期(プロフ) - 完結おめでとうございます!綺麗で儚い終わり方が夢主に合っててすごく素敵でした!外伝も楽しみにしてます〜 (2021年7月22日 13時) (レス) id: c3277ede91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nanasuke | 作成日時:2019年12月21日 10時

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