愛すること ページ8
カイロ･レンは顔を離すとアイリスを名残惜しそうに見つめた。
レン｢お前が思ったような男ではなかっただろう。この顔もだ。｣
アイリス｢ふふ、いえ？むしろ私には勿体ないくらいです。なぜ素敵なお顔なのにマスクで隠しているのですか？｣
アイリスは愛しそうにカイロ･レンの頬を撫でていた。
レン ｢俺が尊敬する人も同じようにマスクをしていた。｣
アイリス｢尊敬できる方がいて羨ましいです。｣
カイロ･レン｢そういうものか？｣
アイリス｢そーゆーものです｣
不思議そうに見上げるカイロ･レンにニッコリと彼女は微笑んだ。
レン｢それよりその口の傷、手当するぞ。それと頬も冷やさなくては。｣
すぐそばにあった医療ドロイドを呼ぶと頬はカイロ･レンが優しく冷却シートを貼り、口の傷は医療ドロイドが手早く傷シートを貼り付けた。
レン｢次俺の女に好き勝手するようであれば、奴をこの手で。｣
静かに怒るカイロ･レンの拳をアイリスがそっと包み込んだ。
アイリス｢私は大丈夫だから。この傷もすぐ治りますし。だから約束してください、仕返しをするようなことはしないと。｣
カイロ･レンはしばらく黙り込むと
レン｢忠告だけはしておくぞ。それで我慢してやる｣
アイリス｢ありがとうございます｣
カイロ･レンは立ち上がり、アイリスを後ろから抱きしめた。
首に顔を埋めて抱いている腕を少し強めた。逃げぬように強く、でも割れ物を扱うように優しく。
アイリス｢カイロ様？そろそろ戻らないとNR2が騒ぎますよ？｣
初めて男性に抱きしめられ赤面するアイリス。彼女にとってキスも抱擁も初めてで今になって実感が湧き始めた。
レン｢騒がせておけばいい。今は黙って俺に抱かれていろ。｣
アイリス｢うっ、で、でも！ほら！レン騎士団のリーダーがいつまでも戻らないとなると、その！厄介なことに…ん！むぅ！」
レン｢口も塞がなくてはダメか？｣
ニヤリと笑うカイロ･レンにアイリスは一気に血が登り、抗うことを諦めた。
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nanasuke(プロフ) - mさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年1月4日 19時) (
レス) id: 45d5014808 (このIDを非表示/違反報告)
nanasuke(プロフ) - 死神さん» コメントありがとうございます！なんだかんだで30話ほどになりました！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年1月4日 19時) (レス) id: 45d5014808 (このIDを非表示/違反報告)
nanasuke(プロフ) - 通りすがりさん» カイロ･レンが主にですね！ポー・ダメロンも活躍できるようこれからも頑張ります！コメントありがとうございます (2018年1月4日 19時) (レス) id: 45d5014808 (このIDを非表示/違反報告)
nanasuke(プロフ) - 読者Aさん» 楽しみにしていただいて恐縮です！これからも頑張ります！コメントありがとうございます (2018年1月4日 19時) (レス) id: 45d5014808 (このIDを非表示/違反報告)
nanasuke(プロフ) - スカイさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2018年1月4日 19時) (レス) id: 45d5014808 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanasuke | 作成日時：2017年12月26日 3時
