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藍子「……」

「お客様、スタイルいいですね〜」

「これなら1サイズ小さいものでもいいかも」

蘭さんと竜胆さんの行きつけのスーツ屋さんに来て採寸されてるんだけど…
なんであの二人あんなニコニコしながらこっち見てくるの?

「灰谷様、こちらのデザインでよろしかったでしょうか?」

蘭「ん、いーよ。カンペキ」

デザイン、勝手に決まってるんだけど…
本人全く知らないんだけど、少しくらい教えてくれても良くないですか?

竜胆「後で取りに来る」

「はい、お待ちしております」

結局スーツ屋さんは採寸で終わった。なんだったんだ…
別に迷惑でなければあそこで待たせてもらっても良かったのではないだろうか

蘭「よーし、次は普段着な〜?」

そして私はまたしても服屋に行くことになった。
しかも、普段着って言ってもお高いやつ。ブランド物だ。

一般庶民が入るのには勇気がいるんだよなぁ。
そんな堂々と、ヅカヅカと入れないんだ。
だからさ…

藍子「腕を引っ張らないでください…!私には無理ですよ!」

竜胆「はぁ?何言ってんだ。ごちゃごちゃ言わずに入るぞ」

半ば引きづられながらお店の中に入る

「いらっしゃいませ」

なんか、世界が違うのか知らないけどキラキラしてる気がする…
眩しい…

蘭「藍子は試着室入ってろな?」

藍子「…はい?」

竜胆「俺らが選んだやつ、片っ端から試着して良い悪いを言うだけでいいから」

有無を言わさずに私を試着室に押し込みカーテンをされ、狭い試着室で私はただ呆然と突っ立っていることしかできなかった。

藍子「ほんとに、なんなんだ…」

まぁ、服選びがド下手な私にとっては好都合なのだがそれが逆に困る要素にならないだろうか?

選んでもらえるのは嬉しいが、普段着なんてなんでもいい人間だ。
つまり、自分の意見を持ってない。

選んでもらっても良い悪いが言えないかもしれない。

藍子「さて、万年ジャージの芋娘の藍子選手、どうする?」

さすがに自分で言ってて悲しいわ

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設定タグ:東京卍リベンジャーズ , 東リべ , 梵天   
作品ジャンル:アニメ
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菜々子(プロフ) - 月宮莉夢さん» ありがとうございます!ありがたきお言葉…!嬉しいです! (2022年6月5日 23時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
月宮莉夢 - うん、神 (2022年6月5日 0時) (レス) @page17 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ATR214YSさん» こちらこそありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しいです!頑張ります! (2021年12月13日 0時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - このお話好きすぎますっありがとうございます!更新頑張ってください。お疲れ様です! (2021年12月11日 22時) (レス) @page35 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます。分かりました。また後日貼らせていただきますね! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2021年12月1日 23時

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