22 ページ25
藍子「着替えました…」
服の値段が気になって歩くのもぎこちなくなる
無理。これは汚せない。
血とか付いたらもう無理。
高級な服に大根おろしとか使えない。
心臓バックバクだよ…
蘭「やっぱり似合ってるじゃん」
藍子「ありがとうございます…」
竜胆「兄ちゃん。コイツの髪、どうする？」
蘭「とりあえず美容院予約したしといたから整えてもらおうぜ」
…美容院？
蘭さんや竜胆さんが行くんだよね？
私じゃないよね？
九井「藍子。お前の買い物は全部これで払ってこい」
そう言ってココさんが渡してきたのはブラックカード
藍子「ブラッ…ブラック、カード…え？私に？え？」
なんで私に渡してくるの？
預ける相手は蘭さんか竜胆さんでは？
九井「お前のは経費で落とすから領収書貰っとけよ？」
鶴蝶さんが言ってた通りだ…
藍子「いや、自費で買いますよ。私の物だし…」
ブラックカードを九井さんに返そうとすると上から竜胆さんにブラックカードを取られた
竜胆「なら、俺が預かっとく」
藍子「え、あの、竜胆さん？」
竜胆「藍子の物はカードでいいんだろ？」
九井「あぁ。お前らは余計なもの買うなよ。買うなら自分で買え」
蘭「冷めてーなぁ。まぁいいけど。行くぞ、藍子」
藍子「は、はい！行ってきます！」
ココさんに挨拶をして私は蘭さんの後をついて行く
いや、金払ってもらうことに関しては納得してないからな？
とりあえずPa○P○yにお金入れたり財布持って来てるから自分で払えるようにはしてる
蘭「ん〜？何考えてんの？」
藍子「服を汚さないことだけを考えてます」
なんてのは嘘…ではないけども。
自分で買うって言ったらまた何か言われそうだしなぁ…
竜胆「そういえば、お前俺に何か言いたそうにしてなかったか？」
竜胆さんのその一言に体が凍りつくように固まった
竜胆「どうした？」
藍子「あ、あのですね…その…お借りしていたスウェットなんですけど…」
蘭「あー、昨日のな。着心地悪かった？」
藍子「いや、着心地は申し分ないくらい良かったんですけど…昨日、泣いたり変な夢を見て…あの、汗やら涙やらでスウェットを濡らしたことをお詫び申し上げる所存でございます」
竜胆「いや、最後改まり過ぎだろ」
いや、申し訳なさ過ぎて…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 590人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
菜々子(プロフ) - 月宮莉夢さん» ありがとうございます！ありがたきお言葉…！嬉しいです！ (2022年6月5日 23時) (
レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
月宮莉夢 - うん、神 (2022年6月5日 0時) (レス) @page17 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ATR214YSさん» こちらこそありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！頑張ります！ (2021年12月13日 0時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
ATR214YS(プロフ) - このお話好きすぎますっありがとうございます！更新頑張ってください。お疲れ様です！ (2021年12月11日 22時) (レス) @page35 id: 5cda5f5352 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ユノンさん» ありがとうございます。分かりました。また後日貼らせていただきますね！ (2021年12月7日 21時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜々子 | 作成日時：2021年12月1日 23時
