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白竜「鈴歌、遅かったな」
咲川「ん?あぁ、ごめんね。ちょっといろいろあって…」
白竜「大丈夫か?顔色が悪いようだが…?」
そうだ、白竜は鋭いんだった
小さな変化にもすぐに気付く
いい時も悪い時もそうだ
察して欲しい時には絶対察してくれる
が、今は違う
察して欲しくない
正直、バレたくないのだ
白竜は優しいからバレたら絶対心配してくれる、無茶しすぎだって甘やかしてくれる
けど、その感情は邪魔になる
プレーにも影響が出てしまう
そうなったら白竜の迷惑になる
それだけは絶対に避けたい
だから私は無理をしてでも笑って答えるよ
咲川「白竜、心配し過ぎだよ!私はいつも通りだよ!」
よく分からない"痛い"という気持ちを抑えて…
何が"痛い"のかも分からない
けど、なんとなく…
今は白竜に『大丈夫だ』って言った方がいい気がした
それが正しいって…思ってしまった
白竜の優しさは眩しいくらいだ
その優しさに、甘えてばかりじゃダメだ
強くならなきゃいけない…
もっと頑張らないと…
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菜々子(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます。好きなアニメは、弱虫ペダル、テニスの王子様、黒子のバスケ、あんさんぶるスターズ、ヒプノシスマイクなど、他にもいろいろありますよ。 (2021年3月27日 22時) (レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?続編おめでとうございます。 (2021年3月27日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜々子 | 作成日時:2021年3月27日 18時