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合宿も4日目に入った
藍子「だいぶ疲れてますね。お疲れ様です」
奏良「ん。一也、タオル」
御幸「っ…おー、ありが、とう…」
あ、水もいるよね
持ってこよう
倉持「…っ俺らは慣れてるけど…一年にはキツいだろう、な」
あれ、生きてる？
全然起き上がって来ないけど、大丈夫か？
あ、そうだ
奏良「一也、今日は送ってくれなくていい。疲れてるんだから早く休みなよ」
御幸「それくらいの体力はあるから大丈夫だって」
いや、大丈夫じゃないだろ
めちゃくちゃ息切れしてんのになにが大丈夫だよ
無茶だけはしてほしくないんだよ
私のせいで、倒れてほしくない
一也が倒れるくらいなら這ってでも一人で家に帰ってやる←
奏良「…ほんとに大丈夫なの？無理はダメだよ」
御幸「全然へーき。むしろ女の子一人で帰らせる方がよっぽどかっこ悪いだろ」
私に対してはカッコ悪くてもいいから自分の体を大事にしてほしいんだけども
礼「あ、奏良」
奏良「礼先生？なんですか？」
礼先生ともだいぶ仲良くなれた気がするんだよね
そこはかなり嬉しかったりする
礼「あなた合宿中はこの時間帯に帰るんでしょ？言ってくれたら空いてる部屋使ってもらってたのに。気づかなくてごめんなさいね」
いや、そこまで気を使ってもらうのは申し訳ない
来週のお泊まりの件も快く承諾してくれたし…
奏良「礼先生のせいじゃない。…今日は泊まる用意持ってきてないから明日から泊まってもいいですか？」
さすがに取って帰って来るのは大変だし、なによりめんどくさい
礼「えぇ、藍子と同じ部屋でもいい？」
奏良「問題ないです。藍子は？」
藍子「私も大丈夫ですよ。むしろ大歓迎です」
礼「あ、それなら明日から来週まで寮にいたら？その方が楽だと思うわよ？」
いや、そこまでしてもらう？
嬉しいけど、迷惑じゃない？大丈夫？
藍子「私は構いませんよ」
あ、いいんだ
奏良「…藍子と礼先生がいいならそうする」
礼「決まりね。明日もよろしく」
奏良「ん」
藍子「はい」
御幸「奏良、行くぞ」
いや、いいって言ってるのに…
カバン持たれると一緒に帰らざるを得ないよねぇ
奏良「…うん」
自分も疲れてるはずなのに、優しいなぁ
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菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (
レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子 | 作成日時：2019年7月7日 20時
