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澄川「ごめんなさい。結局放課後になってしまって…」
奏良「いや、制服ありがとう、ジャージも…」
結局洗濯や乾燥してると放課後になった
澄川「あ、そうだ。これ、谷津重さんにも渡しておきますね」
そう言って調理実習で作ったお菓子を渡してくれた
奏良「ありがとう。楽しかった」
澄川「よかったです…私も谷津重さんと話せて嬉しかったです」
奏良「あ、あの…」
私がこの言葉を口にしてもいいのか分からないけど…
奏良「ま、また、明日…」
澄川「はい!また明日、学校で」
高校生活の半年間、ずっと一人でいたのに急に友達ができた
奏良「チーズケーキ、美味しい…」
手作りがこんなに美味しいなんて知らなかったな
というか物心ついた時には手料理なんて食べてなかったし
お父さんもインスタントで済ませることの方が多かった
お母さんはそもそも私に食べ物をくれたこととかほとんどない
男遊びが多かったから色んな人に養ってもらってたぽいし…
あ、でも、機嫌がいい時とか調子に乗ってる時はいろいろくれたか
それでも手作りじゃなかったしな
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菜々子(プロフ) - 宇治抹茶さん» ありがとうございます。嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年7月8日 16時) (レス) id: ddff79cd95 (このIDを非表示/違反報告)
宇治抹茶 - 面白かったです。続編早く読みたいです頑張ってください (2019年7月8日 7時) (レス) id: 758e7ee19b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年7月7日 20時