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八「親と比べられること…」
陽葵「周りに出来る人がいるって大変だよね〜。皆、すぐに比べたがるんだもん。自分の弱点は自分が一番よく知ってるのに…」
九「でも、君はステージに立っている。歌っている。それは比べられないの?」
陽葵「比べられるに決まってる。でもさ、本物と比べても仕方ないと思うんだよね〜
だって、それって『アイドル』と『一般人』を比べてるってことでしょ?
『一般人』である私達が『アイドル』でキャーキャー言われてる人間と比べられても何も思わないよ。諦められる。
でもさ、『一般人』と『一般人』を比べるのはやめてほしいかな」
十「『一般人』と『一般人』?」
陽葵「そう、普通の『一般人』が同じ歌を歌って、踊っているはずなのに、どっちがいいなんてさ。
どっちにも良さがある。人それぞれの見方、意見、発想、好み。全部人によって違うのにね…
『アイドル』だってない?他のグループと比べられて、一緒にするなって思う時。それと同じだよ」
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作者名:菜々子 | 作成日時:2017年6月19日 8時