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銃兎「理鶯、来てたんですか」
左馬刻「よぉ、理鶯」
理鶯、さん?
左馬刻「藍子、コイツがMAD TRIGGER CREWメンバーのラスト1人の理鶯だ」
理鶯「貴殿が左馬刻が言っていた者か。小官は毒島メイソン理鶯だ。よろしく頼む」
藍子「よろしくお願いします、理鶯さん。藍子です」
この人も悪い人じゃないんだろうな
無口だけど優しい
自然と私は笑っていた
藍子「あははっ!」
左馬刻「…どうした、藍子」
藍子「ううん、なんでもない。なんでもないですよ、左馬刻さん!」
左馬刻「いや、なんでもないのにいきなり笑い出すわけねぇだろ」
藍子「だって嬉しかったんだ。今日、左馬刻さんに会えて、ヨコハマのメンバーに会えて…
あぁ、左馬刻さんのチームだなぁって実感したんですよ。左馬刻さんらしいチームだなって!」
左馬刻「俺、らしい?」
藍子「うん、銃兎さんも理鶯さんも優しいから。きっと、左馬刻さんが優しいから周りに優しい人が集まってるんですね。
いいチームですね!」
良かった。この人が1人にならなくて…
私は誰か1人だけを応援することはできないけど、それでも…
藍子「応援してます。何があっても、ちゃんと見てます」
直接言えて良かった
二度と『TDD』に…この人たちにエールを送ることはないと思ってたから…
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年2月13日 17時