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プロローグ ページ2
助けて…
そう叫んでも助けなんてこない…
いや、来なかった
でも、あの日、私は救われたんだ
『助けて』と叫んだら、私の目の前に来て、なんの躊躇いもなく助けてくれた
黒髪で赤と緑のオッドアイのお兄さん、真っ白なのに目だけ赤くすごく綺麗なお兄さん
そして、ピンクの髪で何故か笑顔のお兄さん、髪が長くて綺麗なお兄さん
私はこの4人の人達に拾われ、2年間育てられた
必要とされない、要らない子だった私に手を差し伸べてくれた。
すごく嬉しかった
だけど、離れ離れになった
私のせいで…
解散する時、誰が私の面倒を見るのかで争っていた
それに耐えられなかった
苦しくて、どうしようもなくて…
だから私は助けてもらった人達の前からいなくなった
4つの手紙を残して…
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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年2月13日 17時