★18話 ページ18
｢おっ、やはり本音か。ということで本当の意味教えて｣
｢私のものになって下さいですよ｣
｢いや、もうそういうのいいから｣
もう手がかじかんで来たから早く本当の事言ってよ…と思っていると七種の周りの空気がマイナスになった気がした。え、コイツ…キレてる…？プロデューサーになってから仕事相手の機嫌をとることなのもよくしていたので相手の思っていることなのを瞬時に判断することが出来た。
…なのでわかる
今の七種は激おこプンプン丸状態だ
｢…ッ何度言えばいいんですか！？真実を述べているのに！！！｣
｢ファッ！？｣
肩をグッと掴まれてユサユサと激しく揺さぶられる。ユサユサだとゆっくりに感じるがほかに語彙が見当たらないのだ、察してくれ。
七種は、はぁはぁ…と息を荒くしつつ…私の肩を掴む力を緩める。
｢はぁはぁ…あぁ、もう…本当に自分は最低野郎です…｣
｢そうすぐに自分のこと最低野郎とか言うもんじゃないよ〜…いや、なんかもういつもの感じでしゃべれる自信なくなってきた……うぅんん。……うーん｣
これは本音を語ってる感じだな。なるちゃんやみかちゃんに"鈍感ね〜" "鈍感さんやな〜"
と言われる私でも流石にわかった。
となると、あの贈り物に込めた言葉が復讐ではない方だということになる。…演技…？いや、うーんわからない。
｢…七種、マジなの？be mineなの？｣
｢……そうですよ。自分はジュンのように真っ直ぐ貴方に向かい合うことなんて出来ませんし、正直貴方の気持ちがジュン向いてることぐらいわかっています｣
突然早口になり始めた七種に少しテンパる。おっこれはノンストップで話し出すやつだな。といつかなぜ今この瞬間に漣の話に…？え…？と追いつかない七種の言葉にストップをかける。
｢…え、ちょ、ちょっと待って｣
｢いえ、待ちません。もう散々言われたので自分も主張をさせてもらいます｣
｢えっっ、は？？？｣
何言ってんだこいつ。てか私なんもいってねぇし。と思っているが七種の口は動き続けた。
｢自分は、これでも頑張ろうとはしました。慣れない花言葉やら、会社の女性に新商品のアンケートとして色々聞き取ったりしてこれでも苦労した方なんです｣
｢あの、さえぐさ…？？｣
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るるる - やばかったです。もう萌通り越して燃えました。やばかったですありがとうございました。 (2018年11月25日 12時) (
レス) id: 56a75eb93b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - やっほー！ (2018年9月23日 14時) (レス) id: bbdf99bca9 (このIDを非表示/違反報告)
七虹*(プロフ) - シーシェルさん» ありがとうございますー！明日の朝までにはジュンくん編スタートしますので、気長にお待ちください！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 09b62ef938 (このIDを非表示/違反報告)
シーシェル(プロフ) - 最高でした〜！お疲れ様です！ジュン君のほうも楽しみにしてます！(*｀･ω･)ゞ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 814049c409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/
作成日時：2018年4月23日 14時
