★12話 ページ12
家に入ると、玄関でスマホいじりながら待っていたであろう弟が私の持っている紙袋を覗いた
｢その袋なに？｣
うーん、なんて言おう…差し入れ？忘れ物？いやこんな高級そうな紙袋に入ってるわけないか。
私は自白した
｢詫び品｣
｢お菓子？見せて見せて｣
｢いや、ただのネックレスだよ。四つ葉のクローバーの｣
私の発言に弟はピシッと固まる。目を見開き`な、なんやて！？`みたいな表情をする。
｢…｣
｢…あ、欲しいの？｣
｢それはない｣
｢即答かよ｣
割といつもの何考えてるかわからない無表情フェイスに戻っていたのでちょっと安心した。いやぁ、あの顔は一年に一度見れるか見れないかぐらいの顔だった。写メ取り損ねたｸｿｫ
｢…ねぇ、それくれた人とはどういう関係？｣
｢はい？……知り｣
｢知り合い以外の表現方法で｣
｢えっ、他校の人｣
｢面識は結構ある方？｣
｢多少｣
突然探りを入れられてちょっと困惑する。弟に詮索されるなんてなんか新鮮。いつも`へぇ……で？？`みたいなタイプなやつだから弟と出会って早14年。ようやく距離が縮まっ…嘘です嘘です。元々こいつ表情筋が硬いだけなので大爆笑してる時も引き笑いみたいになるやつだからね。もう気にしない
｢あー、多分これ当たってるな｣
｢えっなになにどゆこと。お姉ちゃんを置いてかないで｣
弟は突然、今話題の名探偵〇〇〇の主人公が推理に確信を持った時のドヤァ…な表情を浮かべていた。なんだこいつ…と言う目線を送っていると突然目が会いびびった。じーっと私を見つめ続ける弟に少し戸惑う
｢えっ、なに。私の顔に青海苔ついてる？｣
｢なんで青海苔｣
｢さっきたこ焼き食べてた｣
あのたこ焼き屋美味しいんだもん…お昼足りないし！！！！昼ごはんを作ってくれる母には感謝してるが､何を隠そう量が足りない。あなたは部活とから入ってないんだから太っちゃうでしょ？と完全善意からくるものなので文句も言えず、ただ午後のプロデュースが終わる頃には胃が食べ物を求め始めるので耐えられないんだ。ﾀｺﾔｷｵｲｼｲｨ
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るるる - やばかったです。もう萌通り越して燃えました。やばかったですありがとうございました。 (2018年11月25日 12時) (
レス) id: 56a75eb93b (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - やっほー！ (2018年9月23日 14時) (レス) id: bbdf99bca9 (このIDを非表示/違反報告)
七虹*(プロフ) - シーシェルさん» ありがとうございますー！明日の朝までにはジュンくん編スタートしますので、気長にお待ちください！ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 09b62ef938 (このIDを非表示/違反報告)
シーシェル(プロフ) - 最高でした〜！お疲れ様です！ジュン君のほうも楽しみにしてます！(*｀･ω･)ゞ (2018年6月30日 23時) (レス) id: 814049c409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾓ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kid0019/
作成日時：2018年4月23日 14時
