中性忍者は学園OB！！

10 ページ11

『それはとても嬉しいですね。な、イサコ』

「ええもちろんですわ」


まさかの夫婦の単語もクリアとは、今日はついているんじゃないか伊作よ？





『では私たちはこれで、お騒がせしました。』


「ありがとございました〜また来てくだせぇね」




『伊作、凄いじゃないか。文句なしの合格だぞ』

「嬉しいです〜！」

満面の笑みでガッツポーズをする伊作がすごく微笑ましくこっちも思わず笑顔になってしまう。


「伊作先輩！試験どうでしたか？」

乱太郎が木陰から飛び出してきた。

「うん！バッチリだよ〜」


「それはよかったです！さっすがですね。
あぁそうそう、すぐそこに色んな貴重な薬草が密集しててですね
今きり丸やしんベヱに手伝って貰いながら採取してるんです。
自分で少しは持って帰るつもりなのですが、今度ここに取りに…」

「なんだって！！！いいや今度と言わずに直ぐに取りに行こう！！
今はとんでもない薬草不足が問題になってるんだ！
A先輩いいですか！」

『えっ、い、今すぐ？まぁ構わないがその格好で…』

「行ってきまーす！」



『行っちゃった…』

伊作は着物の形など気にせず全力で走る。
当たり前だがはだけまくりだった。

きっとこの後も化粧がボロボロ、
しゃがみ方は雑に
きっとそんなことだろうか…


『アイツ…評価落としてやろうかな…………。』

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←9

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す