嘘つきな私は省かれている。[wrwrd]

8 ページ9

研究所

そこは私が一番好きな所だ。


ここに来るのは私とペ神しかいない。


もともとペ神とはここに来る前からの仲で
今も皆の態度が変わる中ペ神だけは何も変わっていない。


いつかは変わってしまうのだろうか…


『さてと…』


机の上にあるこの花は新種でらんらんが見つけたのだ。


かなり前に見つかったのだが、手がかりなしだと中々進まない。
それに忘れっぽくなってしまったのもある


見た目は綺麗だが茎にトゲがあったのだ。


初めての時に数回ささってしまったのだが、痛みはそこまでなかったので1人で手当した。


に、しても落ち着くな…


誰にも邪魔されない。


そんな空感が大好きだ。


私は本棚から本をとり眺めた。


この花は一体何なのだろう…

何かしらの効果があると分かったので放っておくことも出来ない

ホントに面倒臭いし、私に任せないで欲しい

どうせ私は嘘つきだよ。


いつから嘘つきになったのだろうか


いや確かあれは…


ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ


あ、ペ神か


ｶﾁｬ


『ペs…』


前にいるのは私の事は全く尊敬しない後輩




ショッピくんだった。

9→←7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す